盛土と仕上げをします!
2022-06-30
前回の続きです。
いよいよ最終段階となりましたっ
一気に盛土をしていきたいと思います
※写真をクリックすると拡大します。
ため池の工事でも、これでもかというくらい盛土を紹介しましたが、ここの護岸がため池と違うところは、土の種類が1種類だけという事です。
なので、施工範囲を分けることなく一気に土入れ・転圧をする事が出来ます
※といっても、1層の厚さは決まっていますので、いきなりドバッと上まではできません
それでも作業が始まると進むのはやっぱり早いです
あっという間にてっぺん(天端・てんば)まで到達しました~
そして、ここでも活躍したのはICT機械です。
盛土をおこなう施工範囲をあらかじめ図面へ登録し、試験で決まった1層の転圧回数も登録。
すると転圧完了した部分が画面の中で赤色になるんです
転圧不足の箇所があれば画面で一目で確認できるので、正確で均等な締め固めが出来ますよね
もちろんICTが無くても当然キチンとした施工をするのですが、可視化する事で転圧不足を防げますし、施工の証明にもなりますね
とっても便利になりました
盛土が完了したら、最後に法面を仕上げていきますっっ
斜面の下の方は、元々あった防草コンクリートを復旧します。
それに対して、コンクリートより上の部分には植生シートを。このシートの中には植物の種や保水材などが入っていて、時間とともに草が均一に生えてきます
草の成長とともに地中では根が伸びて、土の堤体をがっちりと強固なものにしてくれるんですね~
と、最後かけ足になりましたが、これで本体工事は全工程終了になります。
まだ仮設でハウスなどを設置していた場所の復旧が残っていますので、全て完了したら全体の様子をご紹介したいと思います
もうしばらくお付き合いくださいねっっ
本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!