本文へ移動
道路上や敷地内の工事の仕上げに行う工事で、表面の耐久性を高める為に、固めたり修復したりする工事です。
代表的なもので、アスファルト舗装、コンクリート舗装、タイル舗装などの種類があります。
弊社で施工する舗装工事は、その多くがアスファルト舗装工事です。
新しい道路や駐車場などをアスファルト舗装で仕上げたり、古くなってひび割れしたり穴があいてしまった道路の表面を削って、また新しくアスファルト舗装で仕上げたりします。
単純に舗装の新設や修復作業だけでなく、道路を掘り返して行う上下水道の工事の後をアスファルト舗装で復旧したりする事もあります。
様々な大型特殊車両も活躍しています。
 
 ■ ■ ■ 着工 ■ ■ ■
 
設計図をもとに工事をおこなう位置を測量し、必要に応じてアスファルト面に機械で切り込みを入れていきます。
これで既設の道路と、工事をしていく部分との境目がきっちりします。
 
 
 
 
 ■ ■ ■ 切削 ■ ■ ■
 
カッターで切込みを入れたら、舗装を切削(せっさく)していきます。削る厚さは工事ごとに決められています。
舗装切削機で路面を削りながら、削ったくずは前方のダンプトラックへ積み込み、リサイクル工場へ運びます。
その後、路面に溜まった切削ガラを機械で集めていきます。端の方は人力で清掃します。
 
 
 ■ ■ ■ 乳剤の散布 ■ ■ ■
 
切削後の路面清掃が終わったら、乳剤を散布していきます。
これは、既設の路面と新しく舗装するアスファルトが剥がれてしまわないようにする接着材の役割で、タックコートといいます。
 
デストリビューターという車両機械を使って、切削した路面全体に乳剤を散布していきます。
 
 
 ■ ■ ■ 敷均し・転圧 ■ ■ ■
 
乳剤を散布したら、アスファルトの新設をします。
ダンプトラックで運ばれてきた合材を、アスファルトフィニッシャーで敷均し、その後ローラーで転圧します。
合材は高い温度を保持しながら敷均し・転圧を行うことにより、高密度を確保でき、仕上がりもキレイにすることが出来ます。
施工中のアスファルトの温度は140℃前後あります。
 
 
 ■ ■ ■ 区画線工事 ■ ■ ■
 
路面のアスファルト舗装が完了したら、区画線工事を行います。
区画線工事とは、道路上にラインや表示を入れる工事のことです。
区画線を入れる位置に下書きで、細いラインを書きます。それに沿って施工機で線を引いていきます。
 
 
 
 ■ ■ ■ 完了 ■ ■ ■
 
区画線も引き終わり、通行止めも解除して、工事完了となります。ところどころでアスファルトを抜き取って、設計どおりの厚みに施工されているかの検査をします。
また、平坦性の確認をする為、平坦性測定器を使って、道路の滑らかさを確認します。
発注者の立ち合いのもと、完成した道路の高さなどを計測しながら検査を受けて、引き渡しとなります。
TOPへ戻る