仮設材の撤去とブロック積みの続き。
2023-05-17
こんにちは
前回からの続きで、仮設鋼矢板の撤去とブロック積みをしています。
写真をクリックすると拡大します。
仮設鋼矢板の撤去は、背面が完了したので前面も撤去です
前側の鋼矢板はタイロッドといって、ブロック側に鋼矢板が倒れないように川側から引っ張るようなものをしていました。
なのでまずはタイロッドとの接続を切り離します。
写真1,2枚目が切断の様子です。(溜まっている水は前日に降った雨ですポンプで水抜きしています。)
そして横向きについていた鋼材が全て撤去できたら、背面同様に鋼矢板を1本ずつ引き抜いていきます(写真4枚目↑↑)
前側は、タイロッドで支えるためのH型鋼材も川の近くに埋まっていますので、そちらの鋼材も引き抜きます。
※H型鋼材が埋まっている場所は仮の作業場なので、最終的には土もなくなって写真5枚目の位置は川になりますよ
並行して4段目の大型ブロックも設置し、護岸本体の施工も進めていきます
作業順にそって写真を載せているので、ちょっとあっちこっちになっていますが
仮設材の撤去と大型ブロックの積み上げを並行しておこなっています。
これまで仮設鋼矢板の枠内で、地面や川の水位よりも低い場所を施工していましたが、ブロックの積み上げが進み仮設材もなくなった事で作業がしやすくなりました
そしてブロック前側の仮設鋼矢板も撤去完了!
1,2段目は前側も埋め戻しをしましたので、写真2枚目で見えているのは3,4段目のブロックになります。
横の端止めコンクリートもブロックと一緒に上まで完了。
写真3枚目、前後の青枠部分がコンクリートブロックで、サイドの赤枠部分が板状のコンクリートで外す必要のない型枠としてそのまま完成物になっています
そして、ここからは新しい堤体の盛土も一緒にしていきます(写真4枚目)
今回の護岸工事は古い堤体を丸々全て切り崩し、堤体全体を後ろに下げて作り直します。
ブロックが地面と同じくらいの高さになったので、背面の埋戻しと一緒に新しい提体を盛土で作っていきますよ~
堤体の上は車も走れる幅のアスファルト舗装になりますので、盛土幅も広いですね
ブロック1段分・4段目の上まで盛土が完了したタイミングで次の5段目ブロックが搬入されてきました
ありがとうございました!