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タイロッドを設置します!

2023-03-03
前回までに打ち込んだ鋼矢板の長辺と川の間に設置します。
こんにちは
前回は掘削のために仮設鋼矢板の打ち込みをしました
そして、本日はタイロッドの設置です!

タイロッド。芦野組の工事ブログを始めてから初めて出てくる単語です
さてさて「タイロッド」とは何でしょうか~

設置する場所は右のイラストの箇所になります
その中で鋼矢板から川に向かって伸びている黄色の線が「タイロッド」です

鋼矢板単体での自立が難しい時に、矢板の背面側に引っ張るような形で取り付ける丸い鋼棒で、今回の現場では鋼矢板が掘削中に内側に倒れてこないように川側に引っ張るように設置します。
ちなみにイラストの緑色の部分は引っ張ったタイロッドを固定する鋼材です。
※説明は分かりやすく書いていますので、正式な名称などと違う場合もあります。

写真をクリックすると拡大します。
打ち込んだ鋼矢板の端っこ。
こちらは反対側の端っこ。コの字に打ち込み完了です。
タイロッドを支える鋼材です。
そしてこれがタイロッドです!
今回の現場では鋼矢板をコの字に打ち込みをしています。
この後、鋼矢板の内側を掘削して、掘った場所に新しい護岸となるコンクリートブロックを積んでいきます。
(※前回の護岸工事と同様の工程ですね

鋼矢板の打ち込みが完了したと同時に、タイロッド設置の資材が搬入されてきました!
タイロッドを設置するためには、鋼矢板と平行にタイロッドを繋げる支えが必要になりますので、資材となる鋼材もたくさん搬入されています

支えの支柱となる鋼材を打ち込みます。
仮設道路にすっぽり埋まりました。
タイロッドを設置する箇所を掘りました。
鋼矢板と支えの鋼材の間にタイロッド設置。
こんな感じで等間隔にタイロッドがたくさん付きました。
鋼矢板側から見たところ。
まず、タイロッドを支える鋼材を鋼矢板と平行に打ち込みます。※控杭(ひかえぐい)と言います
タイロッドは工事用仮設道路の下に埋められるように設置するため、控杭も道路に埋まるまで打ち込まれていますね(写真2枚目)

それから、タイロッドを設置する箇所を掘りました。
せっかく作った仮設道路だけど、溝がたくさん作られました(写真3枚目)

そこへタイロッドを設置します
タイロッドの両端は、それぞれ鋼矢板と支えの鋼材に通して抜けないように固定(写真4枚目)
これを等間隔で鋼矢板全面に設置しました

写真5,6枚目は、まだ仮設道路を埋め戻す前なので、タイロッドを設置している部分が溝のように窪んでいるのがわかりますね
今はまだ控杭もタイロッドもむき出しですが、全て設置が完了したら土を戻して、タイロッドは工事用仮設道路の下に埋められます
2月はここまで進みました!
専門用語でのブログ更新は、文章を書くのも難しくて上手く伝わらないかもしれませんが、写真をたくさん載せるようにしていますので、何となくイメージしていただけると嬉しいです

それでは、最後にドローンからの進捗状況を・・・
この撮影は2月の末頃なので、まだタイロッドが設置される前になりますが、工事用仮設道路もキレイに出来上がり1月と比べてスッキリとしていますね

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!

 
 
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