本文へ移動

大型ブロックを積むための基礎を作ります!

2023-04-12
こんにちは
前回までで掘削が終わったので、次の作業へ進んでいます。

次は、新しい護岸を大型のコンクリートブロックで作っていくのですが、まずはそのための基礎を作ります

今回使用する大型ブロックは1つが約2.5トンもある大きなものです。それを並べて積み上げていくのに、下が掘削後の土(しかも砂状)のままでは支える事が出来ませんよね。

なので大型ブロックを支える基礎&地中の止水壁となるように、15mの深さまで鋼矢板を打ち込んでいきます

写真をクリックすると拡大します。
鋼矢板の長さは15.5m。マーキングして15mまで打ち込みます。
クレーンで吊って打ち込んでいます。
打ち込まれた鋼矢板。てっぺん50cmだけが見えていますね。
打ち込み完了。奥まで鋼矢板が並んでいますね。
鋼矢板は基礎の中心となる位置へ、クレーンで吊って打ち込んでいきます
打ち込む深さは15m。15.5mの鋼矢板のうち50cmだけが地面からのぞいています
打ち込みが完了したら、次はその上にコンクリートの基礎を作ります

豪雨災害後に始まった、この砂川の護岸工事。
これまで数十回に分けてあちこちで工事が行われてきていますが、芦野組も今回で3回目の護岸工事となります。

使うブロックの大きさは違えど、基礎の工程はこれまでと同じになりますので、よければ以前の工事も読んでみてくださいこれから作る基礎の仕組みをイラスト付きで解説しています
笠コンフレームが入ってきました。
鋼矢板の上に並べて据付します。
上から見ると中に鋼矢板が見えますね。
笠コンフレームの両脇に砕石を敷いていきます。
基礎コンクリートを打設するための型枠を組みます。
型枠できました~!
鋼矢板の上に作る基礎コンクリートの材料・笠コンクリートが搬入されました(写真1枚目)
これを鋼矢板の上に並べて、隙間を生コンクリートで固めます。

そうする事で基礎コンクリートと打ち込んだ鋼矢板も一体化しますし、型枠を組んで外す手間も省けます
(詳しい仕組みは上の過去リンク記事に載ってます

笠コンフレームの両脇へ砕石を敷いて、更にその上に型枠も組めました!!
今回使う大型ブロックはこれまでの中で一番大きなサイズなので、基礎コンクリートの幅も広く作ります

次回は生コンクリートの打設ですっっ
本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!

 
 
TOPへ戻る