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深礎杭工の掘削、最下部まで到達~!

2022-09-30
カテゴリ:【P8】
こんにちは
本日もP8の様子をお伝えします

前回3段目までロックボルトが完了して、残す掘削1mのところまできていました。
ここからの1mは掘削のみで、これまで施工したライナープレートやロックボルトといった土留めはありません。

ので、地盤を砕いて削って、残り1mの掘削を行いました
そして最下部まで到達~

※写真をクリックすると拡大します。
地上から穴の底まで11mあります。
3段目のロックボルトの下1.5mは何も土留めをしない素掘り部分です。
ここがこれから作る鉄筋コンクリートの基礎杭の最下部になるわけです。
掘削中、地盤が岩に変わってからしばらく掘り進めてきましたが、このあたりは既に基礎杭を支えるだけの力のある支持層になっているわけです
掘削の出来形検測をしています。
地上面からのズレ?傾き?を測定。
側面の傾きも測ります。
掘削が完了しましたので、設計通りの施工が出来ているか、出来形の検測をします

上の写真1,2枚目は地上面と地下面でのズレを測っています。ピンクの糸(水糸です)が交差して張られているのが見えるかと思うのですが、地上面でも同じ糸を張っていて、それの中心から吊り下げた重りが真ん中の塊です
要は、重りを上から水平に垂らし、地下面でも同じ位置に中心があるかの確認ですね。
(※写真は最下地点ではなく、吹付けコンクリートをしている高さでの検測です。最地下点(地面)での検測もしています。)

また、側面の傾きも同じく地上面と比較して測っています
地上からの直線的な深さだけでなく、こうした傾きも測らないと、地下の基礎が斜めに傾いて作られていたのでは必要強度が得られませんからね

長かった掘削も本日で終了。
次回からはまた次の作業にうつりたいと思いますっっ
休む間なくドンドンいきますよ~

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!
 
  

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