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主筋を圧接でつなぎます。上へ上へ。

2022-08-22
カテゴリ:【P3】
しばらくP8のブログ更新が続きましたが、今回は久しぶりにP3の様子をお伝えします

前回、一旦解体した足場を再び(今度は最上部まで)組み始めていたところで終わっていました。
その続きで、足場をどんどん上まで組んでいっています

※写真をクリックすると拡大します。
一旦ばらした足場を再び組みます。
どんどん上に組まれていきます。
だいぶ上まで組めました~。
上の写真で奥に見えているのが山陽自動車道の高架です。
あの高さでの分岐と合流になりますから、これから作る橋脚ももちろんあの高さまで必要になります
足場が上まで組めると完成物の高さのイメージもつきやすいですね

そして、この後は橋脚の主軸となる一番太くて長い鉄筋を上に繋げて伸ばしていきます
長さ10mの鉄筋をガス圧接で接合していきますよ~。
その様子がコチラです↓↓↓

コンクリートに養生材を噴霧します。
主筋の圧接面、磨きました!
ガスで圧接します。
熱で真っ赤になっていますね。
圧接後は1本ずつ確認をします。
圧接部分は熱と圧でへちゃげたみたいになって膨らんでいます。これが大事!
今回の鉄筋の接合方法はガス圧接といって、鉄筋自体をガスの熱で溶かしてくっつける方法です。
接合する物自体の圧接面全体を熱で溶かして両側から圧をかけながら接合するので、とても強度がでる接合方法です

上の写真であるように、圧をかけた接合部分のふくらみ幅も強度の基準になりますので、規定値以上になっている事を1本ずつ測定して記録しています
ちなみに、写真6枚目の24番の鉄筋は71.4mm以上ふくらみ幅が必要なのに対して実測値は72mmでした
こんな感じで圧接した全ての鉄筋を測定しています。

橋脚の主軸となる鉄筋の圧接が完了しましたので、これからまた細い鉄筋を組み立てて、コンクリートの打設をしていきます

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!
 
  

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