堤体のブロック擁壁もやってます!大ボリューム!!
2021-06-30
こんにちは
前回、前々回と洪水吐を施工してきましたが、実はこの1か月、それと同時に堤体本体の施工も一緒に進めていました
タイトルを「洪水吐をつくる」シリーズにしていたので、あえて分けさせてもらい
後出しになりますが、6月に進んだその他の工事を一気にお伝えしま~す
※今日は写真がモリモリですよ~!
まずは、裏側から。(←正式な呼び方ではないですが、今後もこれでいきます本当は「上流側・下流側」と言うそうです。)
※他の部分に関しても土木用語でない言い方をしてる箇所がたくさんありますが、分かりやすさ一番でいきたいと思いますので細かなところはご容赦くださいね
※写真をクリックすると拡大します。
堤体のふもと?一番下の辺りを掘削していき、堤体に沿って溝を作ります。そこへ型枠を組んで、コンクリートを打設しました
写真の4枚目を見てみると・・・
型枠の高さが左右で違いますねコンクリート上部に傾斜がついた形で作りたいので、このようにしています。
流し込むコンクリートも固めのもので、左官屋さんのように上部はコテで仕上げていきます
こうして基礎コンクリートが完成しました。
基礎コンクリートの端には、写真6枚目のような壁が!これも一緒に作りました
これから作るブロック擁壁の端をおさめるコンクリートになります。
そして、作った基礎コンクリートの上にブロックを積み上げて壁を作っていきます
積み上げるだけでは崩れてしまうので、ブロックの隙間にコンクリートを入れて固めています。
ちなみに。。。写真5枚目で、基礎コンクリートと堤体の間が結構空いているのが分かるでしょうか??
ブロックを積んだ裏側(堤体とブロックの間)は、堤体内の水はけを良くするために砂と砕石で埋め戻しをしています※写真9枚目
堤体を作っている土よりも砂や砕石の方が水が通りやすいので、こうする事で提体内の水がここへ集まってきてくれるんです
ブロックの間には排水用の管も埋め込まれていますので、そこから水が外に排出されるというわけなんですよ
ブロックを積んでは砂や砕石で裏込めをして。5段繰り返して完成したのが上の大きな写真です
一番上は、これまたコンクリートで水平に仕上げるので型枠を組んでいます。←打設はまだこれからです。
そして、池側にも同じように・・・↓↓↓
堤体のふもとを掘削して溝を作り、同じように基礎コンクリートを作りました
成果物のみの写真がありませんでした
一直線に向こうまで続いてる~
そして、見てもらうと分かるようにこちらの基礎コンクリートは上部がナナメにはなっていませんね。
特に上に何かを積んでいくわけではなく。。。
そのまま池側に関しては、再び埋め戻されました(写真4枚目)
いやいや、もちろんこのまま全部が埋め戻されるわけではないですよ
現段階の進捗状況がここまでというだけです
この後はどんな風になっていくのか、想像してみてくださいね
(写真は出来上がりの寸法測定をしているところですこれが一番全景が写っていた・・・)