ブロック擁壁のコンクリート打設。
2021-07-06
前回、かな~りの大ボリュームで一気にお伝えしていきましたが、皆様ついてきていただけてますか??笑
書くのもなかなか頭での整理が必要なので、今回は少しずついきたいと思います←完璧に書き手の都合ww
前回ブロックを積んで壁を作った、堤体の裏側の続きです
※写真をクリックすると拡大します。
型枠まで組めていたので、コンクリートの打設から。。。
固まったら型枠を外して完了です
これで、一番下の基礎コンクリートからブロック、今回の天端(上部)コンクリートまで、一体化した擁壁が出来上がりました。
再度もコンクリートで仕上げてます
そして、ブロックの間にはちらほらと・・・
写真4枚目の様に排水用の穴が開いています(中に管が埋まっています。)
ブロックの裏には砂と砕石で裏込めがしてありますが、そこに集まった堤体内の水がこの穴から排水される仕組みですね
ちなみに。
写真5枚目を見ていただくと、ブロックと裏込め砂の間にグレーのシートが見えると思います
これは吸出防止材といって、ヤシなどの天然繊維や合成繊維で作られた透水性の高いシートになります。
水が排水管を通って排出される時に、すぐ後ろの裏込め砂や提体の土が一緒に流れ出て、管が目詰まりするのを防ぐ為に敷いています
砂や土が一緒に排水管に入り込んでしまうと、時間と共に管が詰まってしまいますもんね
出来上がりだけみると分からないですが、長い期間(←土木ではここ重要ポイントかも)作られたものが機能するように土の中には意外と色々な物が仕込まれているんですね~
そして、最後は砂で埋め戻しをしてブロック擁壁は完了です
ここより上はまた土での盛土になります。
それでは本日はこのへんで
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。