洪水吐を作る⑪
2021-06-14
前回はたくさん盛土をしました
そして、高さが一旦均等になったところで、またコンクリート構造物を作っていきたいと思います
と、いうことで洪水吐の続きです
これまで、洪水吐に関しては、池と接する面とは逆の方向(何と言ったらわかりやすいかな・・・池の水が流れていく先の方?)から少しずつ池に向かってコンクリートを作ってきています
今回は、堤体の盛土も進んで、止水壁も完成したので更に上の部分を作っていく感じになります
※写真をクリックすると拡大します。
まず最初に止水壁を挟むようにして、均しコンクリートを打設しました。
この上に作るコンクリートはこれまでよりも幅もあり、かな~~~り重くなりますので、コンクリート打設前にしっかりと転圧をして土も締固めておきます
均しコンクリートが出来たら、鉄筋を組む前にダウエルバーの設置です
はてさて、ダウエルバーって何だったでしょうかね~??
既に作っているコンクリートにダウエルバー用の穴が開いていますので、そこにダウエルバー用の鉄筋を差し込んで、新しく作るコンクリートとの接続部にします
人間でいう関節みたいなもの、かな??
その後、コンクリート本体の鉄筋を組みました!!
かなり圧巻です~
その後もサクサク進んでいます
鉄筋の次は、型枠を組んでコンクリート打設です
まずは底版(ていばん・コンクリートの底になる部分)から作りますので、型枠も底版部分のみ
コンクリートの打設は範囲が広いので、圧送車を使っておこないます(写真真ん中の青い車両ですね)
生コンクリートを運んできてくれるミキサー車は圧送車の左に写っている白い車ですね
その生コンクリートを、お隣の圧送車のホースを通して圧力で送りながら遠くまで運びます
一か所に流し込むだけならミキサー車から直接投入できますが、広い範囲の打設や離れた場所への打設には圧送車はかかせませんね
打設後はいつものように養生をして硬化を待ちます。
と、今日はここまでになります。
とっても順調にサクサク進んでいますね。ありがたい
続きは次回お伝えしま~す
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。