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フーチングのコンクリート打設と、橋脚の鉄筋&型枠組み。

2023-10-31
今回の施工箇所です。
こんにちは
前回の続きです!

橋脚フーチング部分型枠まで組めましたので、コンクリートを打設していきます
(右のイラストのところです~

あとは、その上の部分もどんどん鉄筋と型枠を組んで進めていきます!

※写真をクリックすると拡大します。
鉄筋の「かぶり」厚さ確認。
締固め用バイブレーターも層の厚さを管理するためにマーキング。
温度管理も忘れずに。
生コンクリート打設です。
打設箇所までは圧送車で生コンクリートを送ります。
打設後は散水をして養生します。
コンクリート打設の前に、前回お伝えした鉄筋のかぶりの確認を。※写真1枚目
鉄筋がコンクリートからはみ出さないように、しっかりとコンクリートの中に埋まるだけの隙間(厚さ)があるかを確認しています。
型枠パネルから鉄筋までの距離は設計通りです問題なし!!

フーチングの高さは2m。コンクリートの打設は前回同様50cmごとにおこないます
コンクリート内部の空気を抜いて締固めをするためのバイブレーターも、打設中の層にきちんと届いてるのかを管理するために、カラーテープを使って50cmごとに目印をつけています※写真2枚目
こうしていれば、バイブレーターがてっぺん(この場合2m)からどのくらい下まで入っているかがわかりますよね。

また、生コンクリートの温度計測もしながら打設しています。
打設温度は高すぎても低すぎても品質が低下してしまいます秋の今の季節は施工にはちょうど良い気温ですが、暑い・寒いがあると打設後の養生も対策をしなければなりません

生コンクリート打設という施工1つをとっても品質確保のために色々な管理や対策がされていますね
ちなみに、打設箇所は橋脚の最下部。8m掘削をした場所なので、生コンクリートは圧送車の長~い管を通って送ります

こうして打設が完了したら、散水して養生をします。
コンクリートが早く乾燥しすぎるとひび割れなどをおこしやすくなりますので、それを防ぐための散水です
橋脚本体1ロッド目の鉄筋組めました。
型枠も完了~。
一部透明のアクリルで内側が見える仕様となっております。
打設する層の管理図です。色分けして分かりやすく!
フーチングのコンクリート打設が終わったら、次はその上。橋脚本体部分の鉄筋と型枠組みです

鉄筋・型枠を組んでいく箇所は、一番上にあるイメージ図にある通りです。
橋脚本体は約25mになる予定なんですが、それを何分割かにして作っていきます
型枠に使用しているパネルが1枚1.8mありますので、×3枚で5.4mです

この5.4mが1ロッド。こちらもフーチングと同じく50cmずつコンクリートの打設をしていくため、層ごとに色分けをしてバイブレーターの深さなどを管理していきます

1回に打設するのは5.4mと高さもありますので、型枠の一部は透明のアクリルパネルを使用して50cmずつのコンクリートの厚みを目視でも確認できるようにしています

次回は、型枠の上から生コンクリートを流し込み、5.4mのコンクリートを作って行きますよ~
(施工の進め方はほぼほぼ前回の橋脚と同じです

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!
 
  

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