橋脚本体のコンクリート打設!1ロッド目。
2023-11-02
生コンクリートを流し入れるのは型枠の上5.4mの高さからになります。上の写真にあるように、ホースの先を下まで下ろして生コンクリートを流します。※写真2枚目
(上からボトボト落とすようなことはしませんよ)
ここでもカラーテープが活躍してくれていますね
これは打設(生コンクリートを流し入れる)高さの目印につけているもので「1.5mより低い位置から入れていますよ」という印です。
5.4mの高さを作るのに、3.9mの位置に赤色のテープを貼っています。それが型枠の最上部より下まで入っているということは??
5.4-3.9=1.5mより下の位置で生コンクリートを流し入れていますよ。という事です
ややこしいかな
また1層ずつコンクリートを打設して、型枠内のコンクリートの高さが上がってきている事を確認するために計測したり、締め固めのバイブレーターもテープの色を確認しながら差し込んで施工しています
こうして50㎝ずつの打設を繰り返し、1ロッド目(5.4m)も10層目になりました※写真1,2枚目。
打設が進むとコンクリートがどこまで入っているかが確認しやすくなるので写真も分かりやすいと思います
10層目だと1層50cm×10で打設済が5.0mとなりますね。
1ロッド5.4mなので、残りは40cmとなります。
上の写真1枚目で残り調度40cmとなっているのが見えますね
また2枚目の写真では締固めのバイブレーターを黄色テープが型枠の最上部にくる深さまで差し込んでいるのが分かります。
これとこのページ最初の色分けした管理表と合わせて見ると・・・10層目は黄色になっていると思います
差しこみがこれより浅いと打設したコンクリート下部の締固めが不十分になってしまいます
目に見えない部分の施工なので、こうした可視化はとっても重要な管理方法なんですよ
そして打設後はここでも散水養生を
しっかりと強度を保った構造物となりますように。
と同時に前回施工したフーチング部分の型枠が外れました。
橋脚完成後は土の中に埋められてしまうフーチング部分。
見られるのは施工中の今だけです
本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!