まだまだ盛土しています!
2023-07-14
こんにちは
まだまだ盛土、続いています。
施工の様子は同じ作業の繰り返しなので、本日はいつもとはちょっと違った目線で
写真をクリックすると拡大します。
いきなりですが、今おこなっているこの盛土。
当たり前ですが、下から下から順に土を重ねて高さを出していきます。
そして、土が崩れていかないように端は緩やかな傾斜になっていますよね
その施工する位置や、土を盛る時の傾斜の角度(勾配)などをどうやって判断しているかというと・・・
上の写真の板がそうなんです!!
丁張り(ちょうはり)といって、今回の様な盛土だけでなく、掘削をする時にも使います
「ここからこの角度で掘ってね~」とか
「ここからこの角度でこの厚さで盛ってね~」とか
ま、目印です
丁張りについては以前にもご紹介していますが、今回はこの現場でのものを紹介しますね。
盛土は一定の層ごとに土を重ねて盛っていくため、勾配の角度だけでなく、1層ずつの厚さの目印も一緒にしています。
上の写真で斜めに設置されている板が勾配の角度。垂直に立っているスケール(ものさし)が厚さです。30cmごとに1~3層までの数字が入っていますね。
それをふまえて2枚目の写真を見てみると、なんとなく出来上がりのイメージがつきませんか??
実際、丁張りに沿って施工した写真が3枚目になります。
写真中の黒板に記載されている文字と実際の高さで丁張りを見て見るとどちらも8層目となっていますよね
もちろん傾斜も丁張りの角度にぴったりと合っていて斜めになっています
また、使う土なんですが、1層分ずつ搬入する時には出来上がりより少し厚めに入れています。
今回の1層30cmで作るためには搬入時には33cm
本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。これはローラーで締固めをした時に圧縮?されるのためです。
お米も硬くにぎったおにぎりにしたらお茶碗についだ量より見た目は小さくなりますよね。
それと同じ事ですね
実際、写真の10層目も転圧して締固めた後にはきちんと30cmの厚さになりました
こうやって丁張りという名の目印のおかげで、だだっ広い土地に何かを作る時にも誤差のほぼない完成物が出来上がるというわけなのです
盛土の施工もあと1層!
ありがとうございました!