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天端コンクリートを作りました!

2023-06-08
こんにちは
前回の続きです!
大型ブロックが5段目までで全て完了したので、その上に天端(てんば)コンクリートを作りました

写真をクリックすると拡大します。
ブロックの上にコンクリートを作るために足場を設置します。
型枠を一回り外に組んで、作業をするための足場です。
護岸下の作業スペースに敷いていた鉄板は撤去していきます。
型枠組立中。
型枠設置完了。
内側はこんな感じになっています。
まずはコンクリート打設の作業スペースとして、足場を設置しました。
天端コンクリートは護岸ブロックのサイズに合わせて作るので、型枠は一回り外に組んでいきます

今回作るコンクリートは護岸ブロックと同じ平行四辺形です。前も後ろも勾配がついているので内側のセパレーターも独特な形
ちなみに、セパレーターとは、型枠の幅を均等に一定に保ちながら型枠の強度を保つための棒状の鋼材です。

型枠のパネルに小さな穴を開けてセパレーター(棒)を通し、外からしっかりと固定します。
そうする事で、コンクリートを打設したときに内側からかかるコンクリートの圧力で型枠がズレないようにしているんですよ
一般的には突っ張り棒のように向かい合った面の型枠(パネル)に通すのですが、今回は型枠の内側から放射線状にセパレーターを設置していますこんな方法もあるんです

コンクリート打設します。
バイブレーターで締固め中。
硬化したので型枠外しました。
天端コンクリート完了です!
コンクリートの打設と並行して作業スペースの土も撤去しました。
川底までの高さを測ります。
コンクリート打設の時には。セパレーターの集まっている中心部分から生コンクリートを流していきます。
1つの型枠で大きいコンクリートを打設していますので、バイブレーターで余分な空気もしっかり抜いて、締固めをしています

硬化後、型枠を外したら天端コンクリートの完成です
頑丈で新しい護岸ができましたね

それと並行して、川の中に作っていた仮設の作業スペースも撤去完了です。
川の水深(川底の高さ)も設計通りに戻しました
仮設作業スペースの土の撤去が不十分だと川の許容水量も減ってしまうので、きちんと川底までの深さ(高さ)も計測しているんですよ
地域のお掃除に参加しました!
今回までで段々と新しい護岸の形がみえてきました。
完成が今から楽しみですね

最後に、工事とは関係ない写真をご紹介
工事地域の水路掃除のお手伝いをしてきました。
工事による通行止めで普段とは違う迂回路を通っていただくなど、ご理解・ご協力をいただいている地域の活動へ参加させていただく事で、少しでもお力になっていれば嬉しく思います。

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!

 
 
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