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掘削、無事に進んでます!

2020-03-03
掘削は以前地盤改良した河道から行っています。
少し掘れたら土留支保工をします。
鋼矢板が土の重みで倒れてこないように梁をつけます
※写真をクリックすると拡大します。↑
 
鋼矢板の打ち込み、進んでいますきらきら
 
そして、まだ最後までは終わってませんが、川側と提体側の両側に鋼矢板が打ち込めた部分から遅れていた掘削作業をスタートしています突風
 
ちなみに川と鋼矢板の間、バックホウが止まっている所が以前地盤改良した所です。
こうして作業するのに、地盤が緩いと重たい重機が乗れませんからね。このための地盤改良だったんですね上を指す人差し指(手のひらが手前)
 
2mくらいの深さまで掘削したら今度は「土留め支保工」です。(写真右2枚)
さて、「土留め(どどめ)支保工」とはどんな作業でしょうか?
 
ざっくり言うと「支保工=上や横からの荷重を支える工事」です。
今回は「土留め」支保工なので、上や横からの土を止める工事という事になりますね上を指す人差し指(手のひらが手前)
 
今はまだ2m程の穴ですが、これからまだまだ掘り進めていって打ち込んでいる鋼矢板の露出が増えてくると、矢板にかかる土の荷重も増えます。
なので鉄骨でつっぱりをして矢板が倒れてこないように支えるんです。
 
鉄骨だけでは土を面で支えることは出来ませんから、既に打ち込まれている鋼矢板も含めて「土留め支保工」になります。
鉄柱を支えるための金具を鋼矢板と溶接します。
溶接した金具に鉄柱を仮置きします。
腹起しの間に切梁をつっぱります。
左右の土が崩れてこないように支保工完成です。
まず、鋼矢板に金具を溶接し、そこへ鉄柱を仮置きします。
この鉄柱は鋼矢板がずれたりしないように支える役目をしていて「腹起し(はらおこし)」と言います。
 
それから土が崩れてこないように、別の鉄柱を腹起しにつっぱらせます。この鉄柱を「切梁(きりばり)」と言います。
 
こうして支保工により、周りの土をしっかりと止めてからさらに深くまで掘削を進めていきます上に曲がる右矢印(赤)
 
最後の写真では穴がかなり深くなっているのがわかりますね驚いた顔
奥の方では上から大きなバックホウがアームを下ろして掘削しています。
そして、穴の底でも小さなバックホウが細かい部分の作業をしています突風
 
おかげさまで順調に進んでいますいいね(手の指正面)掘削完了もあと少しかな。
 
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
 
 
 
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