立坑の水抜き作業です。
2019-05-14
長い間、水が満たされて養生中だった立坑の水中コンクリート。。。
その水抜き作業が終わりました!
※写真をクリックすると拡大します。
覆工板をどかしてみると・・・
立坑の中は水でいっぱいです。←当たり前
この水を抜いていくのですが、その前に。。。
水を中和させます。
というのも、コンクリートって強アルカリ性なんですよ。
そのコンクリートを長期間養生していた立坑内の水もphを測ると12!!
アルカリ性ですね~。
このまま排水すると環境汚染につながりますので、
中和剤を混ぜて中性になったことを確認してからポンプで水を抜きました。
水を抜いた後は「レイタンス処理」です。
さて。レイタンスとは・・・??
お初の単語ですね
コンクリートを打設すると、中の水分とセメントの微粒子が「かす」のようになり表面に浮いてきます。
これを「レイタンス」といいます。
水中だとコンクリート表面が空気と触れる事がないので、固まらず泥のように溜まっているんです。
この泥(レイタンス)をバキュームで吸い上げると、その下から固まったコンクリートが現れます!
きれいにレイタンスを取り除いて、作業完了です!!
次回からいよいよ推進工事が始まります!