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出来形検測をしました。

2022-10-20
カテゴリ:【P3】
橋脚のてっぺんに開けた穴の正体は・・・
こんにちは~!
本日はP8の合間でP3の様子をお伝えしていきます

前回まででとりあえずP3橋脚は一番上まで施工が完了していました。
コンクリートも硬化したので、最上部の出来形検測をしてきました

と、その前に橋脚の上部にたくさんあいた筒状の穴の正体は・・・
アンカーを差しこむ穴になります
アンカーとは、この橋脚と上に作る構造物を繋ぐためのボルトの事です。

この穴は今回の工事では使わないのですが、山陽自動車道と美作岡山道路をつなぐジャンクションの橋脚が今後全て完成したら、次はこの上につくる上部工が始まります。

その時に、橋脚と上につくる部分とを繋げるためのアンカーをこの穴にさして(入れて?)固定をするんです。
(※説明のために、文もイラストもとっっっても簡単に書いています。イメージくらいと思って読んでくださいね。)
要はネジ穴みたいなものです

で、その部分も含めコンクリートが完了したので検測を行いました

※写真をクリックすると拡大します。
何を測っているでしょうか。
筒が垂直がどうかを測っていました!
筒の側面位置も測定しています。
コンクリート構造物のサイズも測りますよ~。
橋脚の上部左右に写真のように8つずつの穴が開いています。
まず、その一つずつの垂直さを水平器を使って計測します。
ちなみに写真の計測器は0.1%となっていますね
これは1000ミリ(1m)で1mmのズレがある、という数値になります。

実際、アンカーはこの穴ピチピチに入るものではなく、アンカーを差した隙間は埋めますので、1mmや1cmの傾斜はほぼ関係ないので、検測の結果は問題はありませんでした
(P8でロックボルトを施工したときも、穴を先に開けて隙間にモルタルを詰めてロックボルトを挿入しましたよねあんな感じです。)
その次に、穴の位置も検測しています。こちらも問題なし

そして型枠も全て外れましたので、コンクリート構造物の周囲(縦・横・高さなどなど)も全て検測し終えました
これらは全て書類にまとめて発注者への資料として提出します

これにて足場を使っての施工は終わりとなります
あとはもう少し。橋脚足元の部分が残っています。
が、それはまだ先のお話になりますので、次回からまたP8の様子に戻りたいと思います

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!
 
  

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