盛土しながらのアレコレ。
2021-10-29
こんにちは
前回、盛土を進めましたがま~だま~だ続きます。
その前に・・・前回の最後に搬入された大型の張ブロックを設置します
設置する場所は、一番山側。洪水吐と山の間です
作業をする時トラックや重機の出入りしている側から見ると、一番奥になりますね
※写真をクリックすると拡大します。
車両進入部分から見て一番奥でクレーンが施工してるのが見えますね
大型の張ブロックを新しく盛土した堤体の表面に並べて設置していきます。
大型で重たいので、1枚ずつクレーンで吊っています
施工範囲の端は斜めになっていて正方形のブロックが入らないので、空いた隙間へはコンクリートを打設して固めます。
右上の写真でブロックを設置した範囲が分かりますでしょうか。
洪水吐の前から、その左に埋まっている取水施設の辺りまで設置が完了しました
この張ブロックは、土で出来た堤体が池の水で洗われて削られる事がないように、堤体保護の役割をしてくれます
盛土が進んだら堤体全体がこのブロックで覆われるようになります。
が、それはまだ先のお話ですね~
その後、池側の山際にコンクリートを打設し、山と洪水吐の間の盛土をキレイに整形して、この箇所はとりあえず完了です。(まだ、ブロックで法面(斜面)を保護していったりする工程は残っています)その後、堤体本体の盛土をぐんぐん進めて、元の堤体のてっぺんまで盛土ができました
法面をキレイに整形して、斜面はツルツルになりましたね
と、ここで長~い型枠が・・・(上の写真4枚目)
これはどこだか分かりますか??
実は、堤体本体。。。今まで施工をしていた山側とは反対の、車両が出入りしていたところです
盛土がまだ全くされていません。
みなさん、気付いてました??
奥側の盛土が出来てきたので、手前半分に突入です
このコンクリートは基礎コンクリート・止めコンクリート(場所によって呼び名が違います)といって、堤体本体を支えるためのコンクリートになります
ちなみに、この基礎コンクリートを打設するのと一緒に、斜樋階段の続きも作りました
これで未施工だった堤体残り半分にも盛土をしていけます
ドローンで上からの写真だと分かりにくかったですが、池側から見ると真ん中を境に左半分がまだまだ出来てないのが丸わかり
さて、10月も終わりました。来月も引き続き盛土からスタートです
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。