石積み復旧しました。
2019-07-06
盛土の合間に、またまた違う作業です!
「盛土は1mごとに試験をします」というのは何回かこちらのブログでも触れてきましたよね。
その試験の間は盛土作業を進めることが出来ないので、試験中の時間を使って、「石積み復旧」作業をしていました。
※写真をクリックすると拡大します。
さて。
また新しい言葉が出てきました。
「石積み復旧」とは何ぞや。。。
↓↓↓
先日施工した洪水吐と、水が流れていく先の池とをつなぐ水路部分の復旧作業です。
今回、洪水吐を施工するにあたり古いものを撤去したので、新しい洪水吐が完成して、元々からある水路につなげるように復旧をしました。
元が石積みでの施工だったため、現況復旧という事での石積み作業です
まず、水路の両端立ち上がり部分へ元あったように石を積み、周辺をコンクリートで固めました。
その後、水路もコンクリートを打設して洪水吐と既設水路がきれいにつながりました!!
水路の真ん中に飾りのように見える石も現況復旧です。
水の勢いを抑える「減勢」の目的で元々から施工されていたようですね。
ちなみに工事前に元々あった洪水吐(の役割をしていた構造物?)が下の左の写真です。↓↓
それが新しい右の写真に生まれ変わりました!!
これでたくさんの水を一度に排出する事が出来るようになりましたね
最後に7月に入って1週間、盛土をした現在をお伝えしますね
後ろの洪水吐の側壁もほとんど土に隠れてしまいました。
提体の天端(てんば・一番上の部分)までもう少しです。
久しぶりに切土が完了した時の写真と比較してみました。
下の2枚で比較してみるとわかりやすいですかね??
右の写真が土を切り取って一番提体が小さい?細い?時です。
それに比べて現在が左。
赤い点線で比べてもらうと、タンピングローラーが映っている部分は何もなかったのがよくわかりますね。
段になっているラインよりも池内側へ提体の幅が広くなっています。