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止水壁を作りました~

2019-03-22
前回から数日・・・
日々、盛土は続いています。
 
が、今日はまた別の作業のお話です。
樋管の止水壁を作りました!!
 
少し前に樋管とは何ぞや、という記事を書きました。
 
止水壁は、こちらの記事の図でちょうど「樋管」という文字が入っている辺りに作りました。
 
文字の通り、水を止める壁です。
 
以前お話しましたが、樋管(底樋)は池の堤体の中に埋められます。管の周りは土です。←当たり前ですが。。。
 
工事が終わり、池に水がためられると、底樋と周りの土との間に隙間が生まれて水の通り道となって、池の水が外に漏れだしてしまいます。
それを防止するために、管の周りを密着した状態で止水壁というものを作るんです。
管の周りにあるコンクリートの壁が止水壁です。
型枠を組みました。でも、まだこれは止水壁の一部分なんです。
コンクリートの壁が出来ました~。この上に管が通り、その管の周りもさらに壁が出来ます。
作り方も色々あって、元々樋管に止水壁がくっついたものを工場で作る事もあるそうです。
 
が、今回は現場打ちといって、現場で型枠を組み、コンクリートを打設して止水壁を作りました。
 
と、いってもこれはまだ止水壁の一部で左上の図でいうと、管の下の部分にあたります。
 
この壁の上に管を設置し、さらに管の周りにコンクリートで壁を作っていきます。
 
そして、その間に雨が降ったりしたんですが・・・
法面が崩れてしまいました。
土のうを積んで応急処置です。
8袋積みました・・・
なんと・・・
樋管を設置するために切り崩していた道路の法面が崩れてしまいました汗
 
降った雨水が土の中に入り、それがここから出てこようと崩れたんだと思います。
 
今まではきっと、どこか他に水の通り道があったんだと思いますが、堤体を切り崩した事でそれまでの通り道よりこの部分が水が通りやすくなったんでしょうか。
 
崩れた土砂を撤去し、すぐに土のうを積んで処置しました。
やっぱり自然は計算出来ませんね涙がお
 
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
 
 
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