岩盤に管を埋設する、とは。
2022-01-14
こんにちは。
以前からお伝えしています通り、今回の現場は地中の土質が岩盤でとっても硬いので、砂や土の部分に管を埋めるよりも時間がかかっています
少し前の作業風景になりますが、今日はその岩盤を掘っていく様子をお伝えしようと思います
※写真をクリックすると拡大します。
写真は、各ご家庭の「宅ます(家庭から出る汚水が流れ出てくる場所)」と道路下の汚水管を繋げる作業の様子です。
道路から少し入った私有地の一角に宅ますを設置するために、地中を掘るのですが・・・
岩盤のため、人力でのハツリ作業です
道路下に埋まった本管まで繋げる管も埋めなければいけませんが、穴を横に広げるにも岩の壁
土ならバックホウでさくさく掘れるところが、地道な作業です
施工に時間がかかっている、とはこういう事なのでした
それから設置が完了したマンホールの底面に「インバート」という施工をおこないました。
これは、マンホールに流入してきた汚水が下流の管へスムーズに流れていくように、マンホールの底面に汚水の流れる道を作る作業です
こうしておくとマンホール内に汚水が残らず、下流にスムースに流れていきますよね
マンホールにもサイズが色々あるんですが、小さなものは成人男性が入るだけでキツキツです
こんなに狭い場所でもキレイにインバートを仕上げる職人さんは本当にすごいですね
今回の現場では、深さが1mもないような浅いマンホールがあったので、インバートの仕上がりも見やすいですね~
マンホールの中を覗く事自体、あまりないと思いますが
さぁ、いよいよ完成が間近になってきました
みなさま、ありがとうございました!