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立坑にマンホールの設置。

2021-12-20
こんにちは。
季節はすっかり冬ですね。秋の過ごしやすい期間って、ホントあっという間すぎて寂しいです

さて、本日のブログ内容はといいますと
立坑にマンホールを設置いたしました。

立坑(たてこう)。。。
皆様、お忘れではないでしょうか。

ここしばらく開削工事といって、道路を上から掘って管を埋める作業をしていましたが。
工事の前半では推進工事といって、地中を掘り進めて管を埋める工事をおこないました。

その推進工事で使用するために開けた縦穴が「立坑」です。
直径1,5m程の大きな縦穴が数か所にあいていますので、ここへマンホールを設置して、供用開始後の点検口にします
立坑内にマンホールのパーツを入れて設置します。
地中に埋まっている汚水管とドッキング。
立坑とマンホールの隙間はコンクリートで固めます。
一番上のパーツを乗せて組立します。
最後は土を埋め戻して転圧。
アスファルトで仮復旧をして完了です。
立坑は深さが数メートルありますので、マンホールも2,3分割されているパーツを現場で組立てていきます。

まず、一番底となるパーツを立坑の底に下ろします。
底面付近には、推進工事で埋めた汚水管が通っていますので、汚水がマンホールの中を通るように管とマンホールを接続します。(写真2枚目)

接続が完了したら、次のマンホールパーツを重ねて組立。
立坑とマンホールの隙間にコンクリートを打設し固定します
これで、立坑内でマンホールが崩れたり動いたりする事がなくなりましたね

最後に一番上のマンホールパーツを組み立てて、周りは土で埋め戻します

地面から浅い部分には水道管など色々な管が通っていたり、これから先にも掘り返す可能性が高いので、コンクリートで固める事はしません。

もちろん立坑の壁となっている鉄製の筒(ケーシング)も、土で埋め戻しする上の部分だけは切断して引き抜いています

最後にアスファルトで仮復旧をして完了です。
良く見るマンホールの蓋だけの形が出来上がりました

開削工事でおこなっていた管の埋設もほぼ終わりましたので、年が明けたら仕上げに向けての工程に取りかかれると思います

本日も無事に無事故・無災害で作業できました。
みなさま、ありがとうございました!




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