護岸の上部はコンクリートを打設。
2022-05-27
今回おこなったのは「調整コンクリート」の打設で、上のイラストにある箇所になります
これまで積み上げてきた大型ブロックの一番上部に型枠を組んで、最上部パラペットとの間を調整コンクリートでつなぎます。
そして図を見てもらうと分かる通り、調整コンクリートの上にはパラペット(護岸の側壁)をこれまたコンクリートで作ります
パラペットを作る部分はコンクリートの打ち継ぎになりますので、接着性を高める打継剤を塗布しておきます
上の写真3枚目が薬剤を塗布している状況なんですが、パラペットを作る箇所には調整コンクリートから鉄筋が覗いているのも見えますねこの鉄筋で調整コンクリートとパラペットの一体化を図ります。
そして、今回の工事と前工事との護岸の境目
調整コンクリートは高さぴったり、しっかりと繋がりました。
また、これから作るパラペットの部分を見てもらうと・・・
つなぎ目部分に止水板が埋め込まれて前工事の施工がされています
この護岸工事は何区画に分かれてはいますが、計画で整備する範囲は当初から決まっていますので、今回の工事のためにきちんと設計・施工されているんですね
この後続きでパラペットを作った時に、つなぎ目の隙間から水が入ってこないように止水板がつけられています。
そして、養生が終わり型枠を外したところが右上の写真です。(正確には発注者の方による出来形検査を受けています。)
川面から続くブロック護岸も含めての高さなども確認してもらいました
ちなみに今回作った調整コンクリート、地面より上にそり出ていて、ここがもう壁なんじゃないかと思うくらいですが
コンクリートの上部まで、30cm?40cmくらい?は後々盛土をしていきますっっ
あとはパラペットを作ったら護岸、表側は終わりです
本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!