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盛土をしました。

2022-02-17
こんにちは
前回まででコンクリート壁が完成しました。

そして、今回は盛土を行いました
さて、どこに盛土をしたのでしょうか

※画像をクリックすると拡大します。
盛土部分はココで~す。
防砂シートを敷きます。
盛土準備完了~。
正解は・・・
コンクリート壁の裏側でした

盛土に使う材料は「水砕(すいさい)スラグ」という人工砂です。
人工砂というのが正しいのか。。。砂のようなもの、と言った方が正しいかもしれません。

そもそもスラグとは何でしょうか?
説明文通りに書くと「鉱石から金属を精錬する際などに、冶金対象である金属から溶融によって分離した鉱石母岩の鉱物成分を含む物質。」となるそうです。

簡単に言うと、製鉄の際に溶けた金属から分離した鉱物。という感じでしょうか。鉄を作る時に出る副産物ですねそれを高圧水で急冷したものを「水砕スラグ」というそうです。

見た目は砂のようですが、粒子内の空隙が多いので砂よりも軽いのが特徴です。また、水砕スラグの化学成分である石灰などはセメントと同じような組成なので、経年により固まる性質もあるんです

施工当初は砂のようなものなので、締め固めもさほど出来ませんが、経年により固まる特徴から土木分野でもこのように活用される事が多いんですね

元々は製鉄の際の副産物ですが、こうして使われる事でとっても有効活用になっていますよね
50cmずつ投入していくための目印です。
水砕スラグ1層目投入!
ローラーで転圧します。
2層目施工中。マーキングしているので、分かりやすいですね。
3層目も完了し、最後の10cmです。
完了しました!
さてさて、作業の方はといいますと…
50cmの厚さずつ投入していきました
最後10cmだけあまりが出ましたので、トータル4回に分けて施工します

コンクリート壁に目印のマーキングをつけ、それを基準に水砕スラグを投入~
敷均し、転圧も行います

いつもこちらのブログでお伝えしている盛土(ため池での盛土とか)は、土の種類にもよりますが1層25cmや20cmずつの施工が多いので1層が50cmずつだと作業もサクサク進んで~、盛土完了ですっっ(範囲も狭いですが。)

本日も無事に無事故・無災害にて作業を終えることができました。
みなさま、ありがとうございました。
 
 
 

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