本文へ移動

地質調査の結果は・・・

2021-09-30
出来上がりのイメージです。
こんにちは
今回は、前回お伝えしていた地質調査の様子をお届けします

この海岸護岸工事は、別工事にて既に途中まで進行している工事になります。芦野組はその続きから施工するのですが、鋼矢板を打ち込む工法が場所によって違うんです

と、その前に今回の工事を図で分かりやすくご説明しますと。。。

地中の状態は右の図のイメージになります
水の中でも波などによる浸食は起こりますので、それによって堤防が崩れるのを防ぐために、地中深くまで鋼矢板を打ち込んで鉄の壁を地中に作ります。

そして、上部にはコンクリートの擁壁を鋼矢板に重ねる形で作っていく予定です。
石の層があるため、一旦砂に置き換えて鋼矢板を打ち込みやすくします。
上から見たイメージ。砂の筒を連ねて壁にします。
ここで、鋼矢板を打ち込んでいく地中の層についてですが・・・
既に分かっている部分で、上の左図のように途中に石の層がある箇所があるんです

地中の地質については、様々ありますし、どこも掘ってみないとわかりませんよね。
粘土質の土や砂、小さな石が混ざった砂礫(されき)質や、その土地自体が大きな岩の塊(岩盤)という事もありえます。

こうした場所に鋼矢板を打ち込んでいくのには、色々な工法があって、そのまま圧力や振動で打ち込む工法や、先端から高圧で水を噴出させ地盤を緩めながら打ち込んだり、ドリルで掘りながら打ち込むこともあります。

その中でも今回は、ダウンザホールハンマーという工法で行います
鋼矢板を直接打ち込むのではなく、先端にハンマーのついたスクリューを使い、回転と空気圧ピストンの力で岩を砕きながら、筒状の穴を掘っていきます
そして、掘った穴に砂を入れていきます。(砂置換・すなちかん→言葉通り「砂に置き換える」ことですね)

その穴を少しずつずらして直線的に複数個所掘り、砂の壁を作ります。※右上図のイメージです。
そうする事で、鋼矢板を打ち込む部分には石などがなくなりスムーズに鋼矢板が打ち込めるようになる、というわけです

そして、この工法を使う必要がある地質かどうか、分かっているのが一部分だったので、その他の部分についても工事前に調査を行いました(それが今回のお話
地質調査中。
7mの深さまで打ち込みました。
2~3mの深さで石があるのがわかります。
発注担当者さん立会いのもと、地下7mの深さまで調査しました。
細い筒をグリグリ地中にさしこんでいき、筒の中に入っている土(土だけではないですが)を確認します(※上の写真3枚目)

1段が1mの深さです。
まず、浅い部分には土が見えます。
2段目になると、粘土質っぽくなっているように見えますね。
そして3段目(2~3mの位置)を見てみると・・・
石がゴロゴロしているのがわかりますね
小さなものもあれば、厚みがあるものもあります

結果、施工範囲全面的にダウンザハンマーの砂置換で施工する事になりました
調査をしていなくて、直接鋼矢板を打ち込んでいたら途中で石にぶつかって工事が止まっていたかもしれません

一段階の手間にも見えますが、準備の時点でこうして施工方法を確定しておくことで、その後の工事を順調に進める事ができるんですよ

本日も無事に無事故・無災害にて作業を終えることができました。
みなさま、ありがとうございました。
 
 
 

TOPへ戻る