取水施設 その⑦
2021-03-30
取水施設の製作について。
前回の続きから。。。
吞口部のコンクリート構造物がもう少し残っていました。
※写真をクリックすると拡大します。
前回作った更に上の部分へ鉄筋と型枠を組みました。
コンクリートのてっぺんから斜樋管となる塩ビ管が斜めに出ていたの、覚えていますか??
取水施設 その➅(←クリック)
斜樋管(塩ビ管)の周り、鉄筋が組まれていましたよね??
この斜樋管もコンクリートの中に埋め込んでいくので、型枠を組んでコンクリート打設いたします~
この辺りはかなり形がややこしいので、パパ~ッといかせてください
斜樋管が埋まっている部分だけ。
斜めにコンクリートを作るのではなく、階段状にしています。
これで吞口部も完成して、出来上がった取水施設(底樋)の全貌がコチラです~↓↓
(是非拡大して見てみてください♪)
どどーーん笑↑↑
こんな感じに仕上がりました
延長が長くて全体が入りきらない。。。
1枚目が吞口側から見たところ。
2枚目が反対の吐出側から見たところです。
3枚目の写真が吐出水槽部分なんですが、こちらはシンプルな四角形で、製作もややこしい事はなかったです。
※というか、吞口部と混ぜるとややこしいと思い、こちらで紹介すらしておりません
吐出水槽の奥に見えているのがお隣の洪水吐です。
どちらも似たような位置に凹みがあるかと思いますが、最終的にはその部分で繋がります。
そして、写真4枚目。
長々とかけて紹介した、吞口部分です
この形を下から順番に作っていっていたので、何回にも分けられて時間も要していました。
吞口中央に見える四角い穴から中に入ると・・・
写真5枚目のようになっています。
そう!完成形は完璧な角形になっている取水施設(底樋)ですが、最初の工程は大きなヒューム管(丸管)を繋ぐところから始まっていたのを覚えていますでしょうか??
ここに見えている丸い管こそ、最初に繋げたヒューム管です
周りをこれだけのコンクリートで固めましたからね~。
外からでは見る影もありません
この5枚目のコンクリートの部屋?空間?に入ってきた水が丸いヒューム管を通って反対側の吐出水槽に出て、隣の洪水吐を通り、先の水路へと流れ出ていくようになります
ちょっと、形が見えてきたでしょうか??
最後の写真はドローンでの直近の様子です。
赤丸部分が取水施設。
写真上から下へ、更には隣の洪水吐へ流れていくわけですね~
ちなみに。。。
今現在、ドローン写真を見る限りでは取水施設の右側までしかない堤体。。。
この後、取水施設を埋めてどんどん左側まで復旧していきますよっっ
が、それはもう少し先のお話です。
次回は再び洪水吐(写真黒丸部分)のお話です。
ドローンだと、もう既にコンクリート出来ちゃってる
ここを作ったお話です
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。