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取水施設 その➅

2021-03-19
前回の続きです。

この取水施設の前後(吞口部と、吐出部)のコンクリート構造物。
前回は底面の底版を作ったところで終わりましたが、まだまだ先は長そうです

※写真をクリックすると拡大します。
いつもと違う風景はココ。
型枠が鉄筋で囲まれている~。後ろには底樋管が連結。
鉄筋の間から吞口に接続される斜樋管をセット。
側面と上面に塩ビ管が接続されました。
特に吞口部。
そう、いつもなら鉄筋の周りにあるはずの型枠が、鉄筋の中に入っちゃってる・・・

鉄筋はコンクリートの中に埋まるものなので、この型枠の外側にコンクリートが作られるという事ですよ
側面から見てみると、吞口部の後ろには底樋管が繋がっているのが分かりますね(写真右上↑↑)

更に更に。。。
鉄筋の隙間から(というか、管を差し込む部分は元々開けてあります)吞口部に繋がる塩ビ管が側面と上面に接続されました(写真下2枚↑)

これまで作ってきたのは、堤体の底に埋められる底樋管ですよね。この吞口部も池の中に沈む部分になります。
そして、今接続された塩ビ管は堤体の側面(法面)に沿って作られる「斜樋管(しゃひかん)」になります。

吞口部と繋がる管を先にセットして一緒にコンクリートで固める事で、一体化した構造物が作れるというわけなんです

それにしても、まぁ~複雑ですよね

そこから更に更に進んで~。。。
外側の型枠を組み立てると・・・
型枠組むと、こうなりました~!
オレンジの板と板の間にコンクリートを打設します。
鉄筋が見えていますね。
コンクリート打設。幅が狭いのできっちり流し込みます。
上部から接続した斜樋管が見えています。
管の周りもまだコンクリート打設しますよ。
またこれ複雑な見た目のやつ出来たーーーーー(写真左上↑↑)

でも近寄ってみると、いつもの型枠に見えますよね
オレンジ色をしている面がツルツルしていて内側にくるんですが、間に鉄筋があるのが分かると思います。

そう、この隙間?間?にコンクリートを打設するのです
結構狭い幅でカクカクしているので、端までコンクリートが入るようにバイブレーターもきっちり当てていきます。

そして、硬化したのが上の写真最後の2枚です。

え?これじゃ全然分からないって??

すいません。今はまだ、ここまでしか型枠が外せません
上面から出ている斜樋管を見てもらうとお分かりの通り、周りに鉄筋が組まれていますよね。

そう、まだ上にコンクリートの打設が続きます
この辺りの兼ね合いで、外側の型枠を外すのももう少し先になるんです。

でも、上面にもコンクリートが打設されたことで、何やら箱型っぽいコンクリートが出来たという事は、想像していただけるでしょうか?

順を追って少しずつ更新していきますので、どうぞ飽きずに読んでいただければと思います
そして、並行して別の場所も作業が進んでいるので、どういう順番でブログを書こうかとっても悩んでいる私・・・
皆様が少しでも読みやすい記事になるように頑張りますっっ

本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
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