取水施設 その②
2021-02-18
前回までで洪水吐の作業がひと段落したので、今回は取水施設(樋管)のご紹介をしたいと思います
作業していく場所はここ↓↓(写真左 赤丸部)
※写真をクリックすると拡大します。
まずは、堤体の底に横切って設置される「底樋(そこひ)」からです。
以前作った止水壁の下半分がそのままになっていたので、周りを盛土で埋め戻しました
ここは堤体本体で水が通る管の周りなので、遮水性の高い土を使っています
土が粘土質なのが、転圧後の写真を見ても分かるのではないでしょうか。
コンクリートの塊が隠れるまで盛土をし、てっぺんだけが見えている状態になりましたね (写真右上)
続いて、先ほど埋めた止水壁を挟むように、均しコンクリートを打ちました。(写真左上)
このコンクリートの上に底樋になるヒューム管を繋げて置いていきます。
今回使うヒューム管は直径が1.1mです。管の中を人が歩くことも出来ますね
昔、公園の砂山とかに埋まっていた土管よりも大きいかも・・・
今回使うヒューム管はB形といって、受口と差し口があり管の片側が広くなっています。
接続状況の写真にある通り、広くなっている方が受口側で、もう片方を差し込んで繋げていきます。
1本が2.5m弱。これを8本繋げました
これが土の下に隠れて見えなくなってしまうって、まだ全然想像がつきませんよね
次は管の周りをコンクリートで固めていきます
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。