新しい測量器械のテスト。
2019-12-23
突然ですが。。。
新しい測量器械を導入しました!!
現場の現況を3次元データで測れる「レーザースキャナー」です
レーザーで数百万点の座標を測定するのと同時にカメラで映像を撮影して、測った点と撮影した写真を貼り付けて3次元データを作ってくれる「スグレモノ」くんです
って、言葉で説明してもわかりにくいですよね
実際どういう風に使うのかといいますと・・・
このレーザースキャナーで撮った現況と、完成予定の図面を重ね合わせて、
掘る土の量や、逆に高さが足らないところに盛る土の量を計算したりするのに使ったりします。
今回の工事は、提体を掘ってブロックで新しい提体を作る工事。まさに うってつけの現場!!
と、いうことで。。。
草刈りが終わった現場で、導入されたばかりのスキャナーをテスト測量してみることにしました!
現場には「既知点」と言って国の測量などにより高さや位置が既に分かっている点があるんですが、
そこに目標となるターゲットを立てて、そのターゲットも映る様にスキャナーで現場を撮影します。
操作はすっごく簡単
上の写真左に見えている再生ボタンのマークを押すだけ
するとスキャナーが勝手に360度回転しながら測量・撮影をしてくれます。
1つの地点での計測は約1分半。
1か所の撮影が終わると三脚ごと器械を持ち上げて数十メートル移動させ次の測量ポイントへ・・・(このポイントは場所は決まっておらず任意です。)
これを繰り返して測りたい範囲を網羅すれば完了です
測量地点から次の地点まで、どの方角にどれくらい移動したかもスキャナーが勝手に測ってくれるんです!!
すごっっ
私たちはボタン押して、移動して、ボタン押して、移動して。
ってするだけ・・・
注意点としては、計測中は本体が360度回るのでカメラに映りこまないようにカメラについてくるくる回る必要があります
三脚の下が死角なので一人の時は隠れれば大丈夫なのですが、今回はメーカーさんとか数人いたので、全員でカメラの周りをクルクル・・・笑(上の写真右がその時の様子です)
今回の現場では14地点でデータをとりました。
後は事務所に戻ってパソコンにデータをおとすだけ
※写真をクリックすると拡大します。↑
そして出来上がったものが上の写真です。
14地点分のデータをパソコンがつなぎ合わせて一つのデータにしてくれます。
(地点が飛びすぎていたり等で自動でつながらない場合は、つなげる編集作業が必要になりますが・・・)
左から2枚目の写真で黄色の三角がいくつか見えますか?
この黄色の地点がスキャナーを置いて計測した場所です。
紫の3つの四角が「既知点」です。
この3か所にあらかじめ分かっている座標を入力してやると、それを基準に計測した数百万点の座標が分かるというワケなんです
でもあくまでこれは現況です。
草もたくさん生えているので、このままでは使えません・・・
ここから「地表面」の点だけを残して必要ない点は削除します。
(これもワンクリック
)
すると真ん中のデータになりました。
草が生えてガタガタしていた地表面がツルッっとなめらかに
これで現在の地面(土)のラインがわかりました。
ここに今度は完成予定の設計データを3次元化して重ねます。
すると~・・・
今はゆるやかな斜面の提体が、新しくなると、急勾配で今より深い所から作られるというのがわかりますね!
断面図にするとよく分かります。(写真右)
ピンクのラインが現況の地表面。赤が完成ライン。
こうしてみると、どのくらい土を掘る必要があるのかが分かりやすいですね
土木業界もICT化が進む中、芦野組もこうして積極的に効率化につながる機器の導入を進めています
機械が好きな人からも興味を持ってもらえると嬉しいな~
まだ導入したばかりの測量器ですが、これから色々と活用していきたいと思いま~す!
そして、長文失礼いたしました。。。
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。