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夜間工事が続きました。

2023-06-01
お久しぶりです
とってもとっても不定期に更新しています、ARブログです

少し前になりますが、5月の下旬に南区妹尾で県道の夜間舗装工事をしました
今回の現場は普段から通行量の多い道路で、道路脇にも夜遅くまで営業されているお店もありました。

施工範囲は直線道路ですが、距離が400m程ありましたので1週間かけて施工しました
現場の着工前は下の写真の通りです

※画像をクリックすると拡大します。
区画線が消えてしまって、路面もひび割れています。
こちらも同様に・・・
かなり劣化が進んでいますね。
写真の通り、直線で施工はしやすそうですが、両脇の区画線が消えていたり、路面もひび割れていたりして劣化が進んでいます。

施工内容はいつもと同じで、「切削(せっさく)・オーバーレイ工事」です。
今ある古くなったアスファルト舗装を5cm削って、新しいアスファルト舗装を敷き直しました。
古いアスファルトを削っています。削ったアスファルトは前のダンプへ直接積んでいます。
削った範囲の起点を見ると削った分だけ凹んでいるのが分かりますね。
新しいアスファルト合材を敷き均していきます。
敷均したところからローラーで締固めをします。合材が冷めて固まる前に平坦にしますよ!
完成です!夜間施工だったので朝日が眩しい~!
区画線までキレイに仕上がりました!
施工の手順はいつもと一緒です。
道路のアスファルトを削るための専用車両・切削機で切削をおこないます。
削ったアスファルトは細かくなって車両前のベルトコンベアから排出されるので、前にダンプを止めて直接積み込みます
(車両はゆっくりと進みながら切削しているので、ダンプもぶつからないように2台が一緒に少しずつ前にすすんでいきます。)

切削完了後の道路を見てみると、削った分だけアスファルトが凹んでいるのが分かりますね(写真2枚目)

この凹んだ部分(削った部分)に新しいアスファルト合材を敷き均していきます。
削った道路幅に合わせて新しいアスファルト合材を敷き均せる専用車両(フィニッシャー)です

この時のアスファルト合材の温度は約150度
熱で柔らかくなっていますが、冷めると固まってしまうので熱い状態で敷き均す作業をしなければいけません

人力である程度敷き均したら、最後にロードローラーやタイヤローラーの車両で締固めをして平坦に仕上げます

そして最後2枚が完成した道路の様子です
アスファルトはピカピカに、ほぼ消えてしまっていた区画線も書き直して生まれ変わりました

今回も、無災害にて作業を終える事ができました
どうもありがとうございました。
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