本文へ移動

舗装して道路もキレイになりました!

2019-07-09
前回までで下水道管の布設工事が完了しました。
 
施工範囲すべてに管の埋設が終わりましたので、道路をキレイに舗装しました!
 
その前に、管がきちんと接続されているかを確認するカメラ調査がありました。
 
これは、タイヤのついた小さなカメラを管の内部を走らせて行う調査です。
管と管のつなぎ目部分では360度カメラが回転し、接合箇所に欠陥がないかをチェックする事が出来ます。
 
管の内部の作業なので、写真等でお伝え出来なくてすいません汗
※写真をクリックすると拡大します。
道路のアスファルト舗装をバックホウではがします。
ローラーで転圧して路盤整生します。
フィニッシャー登場!!フォルムがかっこいいい!!
車体前方のバケットが開いてアスファルト合材が流し込まれます。
すると車体後方から道路幅いっぱいにアスファルト合材がでてきます。
最後方でアイロンのように押さえて整えます。
カメラ調査も無事に終わりましたので、いよいよ舗装工事をして仕上げです。
 
管を埋めるために掘り返していた部分と、それ以外の舗装が継ぎはぎになっていたので、全面舗装をし直します。
※道路幅の広い部分は、全面ではなく一部舗装の所もあります。
 
まず、バックホウで今あるアスファルト舗装をはがしていきます。これが意外と地道な作業なんです・・・
 
アスファルトをはがすと下は土です。(地上から見えているこの部分を「路盤・ろばん」といいます。)
バックホウの作業で土も一緒に掻いたりしているので、ローラーで路盤を転圧して平らにします。
 
これは、次にアスファルト舗装をし直す時に、舗装を平坦に仕上げていく為に必要な作業です上を指す人差し指(手のひらが手前)
 
その後、平らになった路盤に乳剤を散布します。
乳剤は、路盤とアスファルト合材をつなぐ接着剤のような役割をしてくれますきらきら
 
その上にアスファルトを舗装し直していきますよ!!
ここで登場するのが「アスファルトフィニッシャー」という車両です!!
 
大きさも色々あるんですが、今回は6mの道路幅を一気に敷均しできる大きな車両を使用しました。
 
もっと広い道路や車の通行量の多い道路では片側ずつ工事をしたりするので、逆にこれより小さな車両を使ったりします。
今回の施工場所は住宅の前だったため車の通行も少なく、全面舗装をしています。
※住民の方には1日車を移動してご協力いただきました。
 
フィニッシャーの前方は大きなバケットになっていて、この部分にダンプトラックが運んできたアスファルト合材を入れます。
 
上の上段右写真では閉じているバケットが、下段左の写真では開いているのがわかりますか??
バケット内はベルトコンベヤのようになっていて、入れたアスファルトが車体後方へ運ばれていくんです。
 
そして、車体の後方両サイドからアスファルト合材がでてきます。車体の横にはブレードがついていてアスファルト合材が既定の厚みに敷きならされます。
さらに一番後ろ部分でアイロンのように押さえて整えていきます。
フィニッシャーの周りにはたくさんの作業員さんがいて、舗装の端を手動の振動機で転圧したり、アスファルト合材がはみ出ないように処理しています。
 
現場に到着した時のアスファルト合材の温度は約150度以上汗
作業中でも130~140度くらいあります驚いた顔
夏は本当~~~~に暑いです!!
冬はあったかくなるくらいですが、あがる湯気も半端ないです。
新しい舗装と元々ある舗装のつなぎ目は人力で揃えて転圧します。
マンホール部分も上から敷きならし、ショベルで掘り出します。ローラーで転圧するので厚みをもたせてます。
アスファルト合材に埋まっていたマンホールも転圧すると同じ高さで仕上がりましたね。
6mの道路幅を一気に敷きならしているフィニッシャーの後ろ姿!
ロードローラーで転圧後、タイヤローラーで転圧します。
全面、キレイに仕上がりました~!!
ちなみに。。。
この後ローラーで転圧しますので、敷きならすアスファルト合材は厚みがあります。
 
マンホール部分も上から敷きならすので、フィニッシャー通過後に作業員さんショベルで掘り出します。
 
仕上げにロードローラー、タイヤローラーで転圧を何度もかけて完了です!!
 
作業をしている間にアスファルトの温度は下がっていきますが、この時の施工完了時でもまだ70度以上ありました。
運動靴で歩いたり、舗装の上にしばらく立つと靴底は溶けてしまいます。
 
路面温度が道路開放の50度になったのを確認して作業終了です!!
日も無事故・無災害で終えることが出来ました。
みなさま、ありがとうございました!!
 
 
 
TOPへ戻る