新しい現場作業が始まります!!
2019-04-18
今日は本当に暑いですね!!
岡山市は最高気温24度にもなるらしいです・・・
そんな中、これから始まる現場の墨出し作業へ行ってきました!
さて、「墨出し」とはどんな作業でしょう?
「水道施設工事とは」のページに水道施設工事の流れが載っていますが、水道施設工事の最初の工程は、施工範囲のアスファルトをカッターで切断することです。
その際、ここに沿って切ってね~、という目印のラインを引くのですが・・・
その作業を「墨出し」と言います。
工事を行う範囲全体にラインを引くので、
長い距離を、真っ直ぐに、引いていかなければいけません。
そこで登場するのが、写真右の道具です!!
メガチョークラインといいます。
右の白い部分にチョーク(チタン粉)が入っていて、左の丸い部分はメジャーの要領で糸が巻かれています。
右端の小さな輪っかを引っ張ると、糸がチタン粉の中を通って出てきます。
その糸をラインを引きたい場所で引っ張り、ピンッと弾くと糸に付着している粉がアスファルトにつき、綺麗な直線が瞬時に引けるのです!!
水道管を道路と平行に埋設するために、まずは道路の端から一定の距離の位置に印をつけます。左の写真、手前の作業員の足元にV字の印が見えますか?
まず、この印を直線を引く起点と終点につけて、その後V字からV字へチョークラインの糸を引っ張ってラインを引きます。
今日は一日この作業でした。チタン粉は雨風に強いので、普通のチョーク粉より長持ちします。
来週になったらこのラインに沿ってカッターでアスファルトを切っていきます。
余談ですが、チョークラインなのにどうして「墨出し」というと思いますか??
実は、同じ要領でラインを引く墨壺というものもあるんです。
墨壺は言葉通り、チョークではなく墨が使われていて黒いラインが引けます。
土木工事でコンクリートの上にラインを引くときには墨壺を使います。
コンクリートには黒の方がはっきり見えますし、アスファルトには白の方がはっきり見えますもんね!!
今日も一日、無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
みなさま、ありがとうございました。
次回の更新も、楽しみにしてくださいね!!