蛇口をひねれば当たり前に出てくる水道水。
当社の施工する「水道施設工事」とは、飲み水や生活用水などの通る上水道管を道路下に埋設する公共工事です。
●●●着工●●●
設計図をもとに工事をおこなう位置を測量し、道路表面のアスファルトへカッターを入れていきます。
この後の工程で、アスファルトをはがし地面を重機ショベルで掘っていくのですが、その前段階として作業部分をカッターが付いた機械で切断します。
水道管の埋設は1日で終わりませんが、先に工事範囲全体へカッターを入れておくことでその後の作業がスムーズになります。
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●●●工事箇所の掘削●●●
重機ショベルで、水道管を設置する部分のアスファルトをはがし、設計図で定められている深さまで地面を掘っていきます。
地面の中には古い水道管など様々な埋設物がありますので、それらを傷つけることなく掘っていきます。
細かい部分は手作業になります。
※はがしたアスファルトや、掘った土はリサイクルプラントでリサイクルされます。
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●●●水道管の据付●●●
地面が掘れたら水道管を据付していきます。
管の据付も設計図通りの深さ、位置を計測しながら行います。
また最近は、地震の震動などにも強い管を使用する事によって、災害時の被害を最小限に抑えるようにしています。
管を指定の深さに固定したら、前後の管と接合します。
接合する度に、管の種類ごとに決められている接合検査を行い記録します。
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●●●埋め戻し●●●
接続が完了したら、土を戻していきます。
埋め戻しには所定の材料を使用します。
道路の規模などにより材料は指定されますが、近年ではリサイクルした改良土や再生砕石を使い、地盤沈下が起こらないように転圧機械で締固めをします。
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●●●道路仮復旧●●●
1日の作業が終了したら、その日掘った部分のアスファルト復旧をしていきます。
水道管を埋設する距離が長いほど工事日数は多くかかります。
工事期間中、道路を通行止めにするわけにはいきませんので、1日の作業が終わる度にアスファルトで道路を仮復旧し、通行可能な状態にします。
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●●●完了●●●
上記の作業を毎日繰り返し、工事範囲全体が終わると水圧検査を行います。検査に合格して給水が開始されます。
仮復旧状態だった道路も舗装用重機を使ってアスファルト舗装しなおし、本復旧して工事完了となります。
※古い管を撤去する必要がある場合は、新しい管からの給水が完了した事を確認した後に、切断・撤去作業を行います。