再び盛土です!
2019-04-25
前回、底樋(堤体の中を横切る部分の樋管)を作りました。
ので、再び盛土の日々を過ごしておりました
そして、底樋はもうすでに土の中です
池の工事は、堤体を一番下まで切り崩して、下から下から土を盛り直し、構造物がある高さまでくるとそこで構造物を作り、再び土を盛る。これの繰り返しです。
単純な感じがしますよね?
でも、意外と煩雑で管理も大変なんです。
樋管がある部分は「樋管工」
洪水吐がある部分は「洪水吐工」
それ以外の堤体部は「堤体工」と工事の種類も別々です。
でも、樋管の上も、洪水吐の下も盛土作業はあります。
同じ盛土の作業でも層の管理は別物なので、結構ややこしいのです
そしてこの数日。
底樋が完成して、その上の盛土を「樋管工」として、
それ以外の堤体を「堤体工」として平行して作業してきました。
写真をクリックすると拡大します。
写真を見ても、さっぱりわからないと思いますが・・・
上段中と右2枚の写真は、土の種類が違うんです。
池の内側は甲雑土。その奥側が鋼土。
簡単にいうと鋼土の方が強くてしっかりしています。
でも見ての通り、境目に目印があるわけでもなく作業の範囲は隣り合わせです。
同じ高さで作業していますが、工事黒板に記されている層は25層目と10層目・・・
スタートの高さが違うので、こうなります。
さらに、同じ2枚の写真奥には前回作った樋管が見えています。(後ろに見えるコンクリートがそうです。)
すでにいくらか土の中に埋まっているのが確認できますか?
ここは「樋管工」として管理されているので層もまた別ですなんですよ。
ごちゃごちゃにならないように、1層1層確認しながら作業を進めていきます!!
結構大変~~~~
盛土が進んだら、法面(池内部の斜面)を整形します。
そして、ここでまたコンクリートを打設します。
左下の写真奥側で、堤体の上半分にブロックが並んでいるのが見えますか?
今作業している部分も同じように、最終的にはブロックがつきます。
そのブロックを支える基礎のコンクリートを打設しました!
ここからまた上に盛土をしていきます!!
今回もまたボリューム大でお送りしました。笑
工事の種類や言葉も色々出てきて難しく見えがちですが、
なるべくわかりやすく説明していけたら、と思ってます
以前の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです