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マンホールの埋設。

2021-08-11
こんにちは。
毎日暑いですが、現場は順調に進んでいます

現在は前回に引き続き、推進工事と開削工事の同時進行中です

開削工事は上水道管の移設が終わり、マンホールの埋設をしています。
マンホールを埋める穴を掘ります。
パーツ分けされたマンホールを順番に下ろします。
順に積み上げて組み立てます。
推進工事の場合は、今作業をしている立坑の中に最後マンホールを埋めるのですが、開削工事の管路にあるマンホールについては、マンホール用の穴をその都度堀って埋めていきます。

今回の現場は住宅地の中で道路幅が狭い箇所もあります。
通常の円形のマンホールが入らない道幅には、上の写真のような楕円形のマンホールを埋めています。
成人男性が1人ぎりぎり入れるくらいの大きさですね

高さ数十センチにパーツ分けされたマンホールを下から重ねていき、現場で組み立てていくんです。
今回施工したマンホールは深さが2mもなく浅いマンホールなので、組み立てパーツも少なかったです。
(矢板での土留めの必要ない深さなのですが、安全の為に土が弱そうな部分は矢板で補強しています。)

マンホール自体は省スペースのため楕円形ですが、道路上に出る鉄蓋は円形なので、一番上部のパーツは円形になっていますね(↓鉄蓋の部分など)
土の埋め戻しは一気に埋めず、少しずつ転圧しながらです。
1層ごとに締固めをしています。
埋戻しが完了しました。
仮舗装をして完了です。
マンホールの組み立てが完了したら、周りに土を入れて埋め戻します。
土は何回かに分けて細かく転圧をしながら埋めていきます。

マンホールの側面に赤色でマーキングしてあるのが見えますでしょうか。5層目までの数字が書いてありますね

上まで埋め戻しが完了したら、最後表面はアスファルトで仮復旧を行います。

こうしてマンホールを既定の位置に先に埋設して、それを目印に道路を開削して下水道管を埋めていくようになります。
基点となるマンホールを先に作っておけば、それに合わせて管の長さも調節できるというワケですね

本日も無事に無事故・無災害で作業できました。
みなさま、ありがとうございました!




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