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立坑築造工事!迫力あります!

2021-04-21
さて、いよいよここから本格的な作業に突入します!
まず、最初は「立坑築造工事」からです。

下水道管の埋設工事は以前にもブログでご紹介していますので、詳しくはそちらのページもご覧になっていただけると嬉しいですリンクはその都度貼っていきますね~

ちなみに、立坑築造工についてはコチラ★(←クリック

今回の現場では、5つの立坑を設置しました。

それでは様子をどうぞ
覆工板をはずして作業を始めます。
覆工板はずしたところ。前回の試掘後のままです。
立坑築造機の設置完了です。
ここから、どうなるかお楽しみ。
前回の試掘の後、仮の道路復旧という事で覆工板を設置しています。

まずは、覆工板をはずして立坑築造機を設置します

今回の現場は道路幅も狭く、頭上には電線がたくさん通っています。
本来であれば、大きなレッカークレーン(↑左上の写真に少し見切れてます)で材料や機械を吊って動かすのですが、
電線の影響であまり高くまでアームの伸ばせないので、細心の注意が必要でした
機械の中にセットしたケーシングを地中におし込みます。
ケーシングをおしながらバックホウで中の土を掘削。
掘削しながらケーシングを埋める事で、立坑が出来ます。
底面にコンクリートを打設します。
こんな感じで機械を操作し、ケーシングを推し込みながら掘削をします。
機械設置後は、立坑の壁となる「ケーシング(筒状の鋼材)」を機械の真ん中に設置して、グリグリと地中におし込んでいきます。

この時、ケーシングが傾いて入ると設置も斜めになってしまうので、水平を確認しながら真っすぐにおし込んでいきます

それと同時進行で、バックホウでケーシングの中の土を掘削します。
UFOキャッチャーみたいなバケットのこの形は「クラムシェル」と言いますよ私はこの形が何か好き

ケーシングは1つ1m~2m弱の長さなので、4,5mの立坑を作るには2,3個のケーシングを繋げなければいけません。
ケーシングが1つ下まで入ったら、次のケーシングを重ねてつなぎ目を溶接。そして、またおし込む。。。
を繰り返し、設計通りの深さに到達したら底面にコンクリートを打設します。

数日かけて5つ全ての立坑が完成しました
底面のコンクリートが固まるまで、再び覆工板を被せてしばらくの期間は養生です。

コンクリートは水中コンクリートといって、水の中に流し込んでいくので、打設直後は底面が目視できません
リボン状のメジャーで深さを確認しながら施工していますが、出来上がりが見えるのは養生後となります

その間に、次は薬液注入工事をしたいと思います

本日の作業も無事、無事故・無災害で終えることが出来ました。
みなさま、ありがとうございました!!
 
 
 
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