●●● 記事一覧 ●●●
2021年、現場は元気にスタートしています！
2021-01-11
みなさん、お休みはいかがお過ごしでしたか？
全国的に今年はおこもり正月だった影響か、テレビの視聴率が近年で一番良かったそうです
我が家は普段テレビをほとんど見ませんが、確かに休みの間はいつもよりたくさんテレビ（地上波）を見ました。笑
年末年始のお休みが明け、現場は元気にスタートしています！！
※写真をクリックすると拡大します。
橋桁を縦方向に切断中。
橋桁を横方向に切断中。
1つ目の橋桁が切断されました。
年末からの作業の続きで、橋桁をワイヤーソーで切断しています。
少しずつ部分的に切断していますが、ある程度切断が進んだら切り離す部分をクレーンで吊って支えながら作業します。
当たり前ですが、クレーンで吊ってないと、切り離された橋桁が川に落下してしまいます
クレーンで支えている橋桁部が完全に本体の橋から切断されたら、そのままクレーンで吊り仮設橋まで移動させます。
仮設橋の上で運搬できる大きさに破砕します。
中に入っている細い線はPC鋼材です。
仮置き場に運んで更に小さくします。
河川敷のごみ拾いをしました。
それを仮設橋の上で運搬できる大きさに破砕します。
橋を切断してみると、コンクリートの中に鉄筋の他に細い鉄線の様なものが入っているのがわかります。
これはPC鋼材という鉄筋よりも強い強度を持った鋼材で、この鋼材が入ったコンクリートを「プレストレスコンクリート」といいます。
プレストレスコンクリートは「前もって負荷がかかっている」状態のコンクリートで、引っ張る力に弱いという弱点を克服しているコンクリートなんです
土木の工事でよく見る鉄筋コンクリートも、鉄筋を入れて引っ張る力に強くしているのですが、このプレストレスコンクリートはそれ以上の応力があるんですよ。
上からの負荷がかかる（通行車両が通る事で下向きの負荷がかかります）橋や道路の高架にはほぼプレストレスコンクリートが使われていると思います
※建築でもスタジアムや病院、など様々な建物に使われています。
ちょっと話がそれてしまいましたが、コンクリートの豆知識でした
こんな感じで順調に作業は進んでいます。
河川敷のごみ拾いも行い、気持ちよく1年がスタート出来ました
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
