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夜間工事がありました。

2022-09-21
お久しぶりです
とってもとっても不定期に更新しています、ARブログです

9月に入り、朝晩が過ごしやすい気温になりましたね。
せっかく行楽の季節だというのに、連休になると台風や雨ですっきりしない日が続いています

ARは変わらず岡山市・瀬戸内市を中心に、日々、皆様の生活道路を修繕しております
今月の初め頃は岡山市東区、西大寺駅付近の交差点を含む県道の舗装工事を「夜間施工」にておこないました

駅へ続く県道で交通量も多いため夜間施工の片側規制、道幅も広かったので約1週間かけての工事でした。
現場の着工前は下の写真の通りです

※画像をクリックすると拡大します。
ここから交差点まで。歩道もやり直します。
反対側から同じく交差点まで。
ここは道幅が広い部分です。(青空がキレイ!)
三叉路の交差点も施工範囲です。
三叉路の交差点から、三方向それぞれに伸びた道路が今回の施工範囲となります。
中心が交差点という事で、右左折専用車線があり道路幅が広くなっています。(区画線もたくさん描かれていますね)

とはいえ、施工内容はいつもと同じなので、変わった事はしていません
「切削(せっさく)・オーバーレイ」といって、
今ある古くなったアスファルト舗装を5cm削って、新しいアスファルト舗装を敷き直しました。

と、切削・オーバーレイを説明すると上の通りになります。
が!!実際の施工前の道路は、長年たくさんの車両が走り、轍が出来ていたり、経年によりところどころ凹んでいたりするので、単純に5cm削って5cm敷き直す、というわけにはいきません

施工前に細かく測量をして、凹んでしまっている部分にはレベリングといってアスファルトを足してやり、施工前の地盤が設計よりも高い部分は余計に多く削ったりもします。
(文章だけだと説明難しいですね・・・)
広い範囲は車両の切削機で一気に!前から出る削ったアスファルトはダンプで受け止めます。
細かい部分はバックホウのバケットを付け替えてこんな切削機で削ってます。
タックコートをデストリビュータで散布します。
キレイに切削、タックコートの散布が出来ました!
フィニッシャーにアスファルト合材を流し入れます。
敷均しと転圧をしていきます!
施工の手順はいつもと一緒です。
道路幅のアスファルトを一気に削っていける車両の切削機で切削をおこないます。
削ったアスファルトは細かくなって車両前の筒から排出されるので、前にダンプを止めて直接受け止めます
(車両はゆっくりと進みながら切削しているので、ダンプもぶつからないように2台が一緒に少しずつ前にすすんでいきます。)

細かな箇所の切削はバックホウを使って人力でバケットを付け替えて使う切削専用のアタッチメントがあるんですよ

そして、切削が完了したら、新しいアスファルトとの接着を強めるための薬剤(タックコート)をこれまた車両で散布します!(デストリビュータという車両ですね)
上の写真4枚目の位置に動画を貼っています
本当にあっという間の作業です

その後、新しいアスファルトを敷き均すのも、これまた専用車両(フィニッシャー)です
最後の転圧もロードローラーやタイヤローラーの車両でおこなうので、舗装の工事は工事車両が好きな人にはたまりませんよね~

夜間工事で写真が見にくく、すみません
少し涼しくなって、施工がしやすくなりました
秋にかけて受注が続いていますので、また次回のブログもそう遠くないうちに更新できればと思います

本日も、無災害にて作業を終える事ができました
どうもありがとうございました。
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