1年生と2年生の協力
2019-07-01
観測史上最も遅い梅雨入りとなった今年の岡山です。
そんな梅雨入りから数日。。。7月に突入しました!
そんな梅雨入りから数日。。。7月に突入しました!
が、今日お伝えするのは先月の現場の様子です
4月入社の新入社員くん。
しばらく水道班での作業です。
この日は側溝(そっこう/道路脇の「みぞ」ですね)の下をくぐるように管を埋設していました。
管の接続が終わり、道路を埋め戻すのに砂や土を使いますが、側溝の下にもしっかり敷き詰めないと固い地面になりません。
道路の下が柔らかい(ゆるい)と、舗装の上を車が走り圧がかかり続けた時に、地面が下がってしまいます。
道路の下が柔らかい(ゆるい)と、舗装の上を車が走り圧がかかり続けた時に、地面が下がってしまいます。
でも、トンネル状になっている溝の下はランマーなどの震動機械を使って転圧(土を締め固める事)が出来ません・・・
そこで、写真の作業です。
水道管を衝撃から守る保護砂を掘った穴に入れます。そこに水を足しながらバイブレーター(振動機)を差し込んで、砂を穴の奥へ誘導してやります。
バイブレーター担当は4月入社の新入社員くん。2年目の先輩が後ろから水を足しています。(←砂だけではバイブレーターの効果がないので水を足します)
穴の上から垂直にバイブレーターをさして、何度も抜き差しを繰り返していきますが・・・
なかなか思うように砂が奥へ入っていってくれません。
それを見ていたベテランの大先輩が一言。
「穴の奥に砂を入れたいんだから、上からじゃなくて穴の方向に向けてバイブレーターをさすんだよ~。」と。。。
穴はトンネル状で横方向にあいていますからね。
アドバイスを受けて、バイブレーターを差し込む角度を変えてみると・・・
みるみる砂が奥へ入っていきます~!!
砂時計の砂が下半分へ落ちていく感じです。
さすが大先輩は経験の桁が違いますねっっ。
ちょっとした事だけど、的確なアドバイスです。
そして、はじめから全てを教えるのではなく、まず自分なりにやってみて、上手くいかないのを経験した後の的確なアドバイス!!
上の写真、右左でバイブレーターの角度が違うのが分かりますか??
単純な作業のヒトコマだけど、こうした作業の積み重ねでどんどん成長していくのでしょうね。
二人の協力で、無事に砂もきっちり詰めて、埋め戻し完了です。
この日も1日、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました!ありがとうございました。