道路復旧。舗装工事のようす。
2019-09-12
さぁ、いよいよ最後!!
池周辺の道路を復旧します。
樋管工事の際には道路を切り崩して工事をしましたので、舗装の下の土部分(路床・ろしょうといいます)から転圧していきます。
※写真をクリックすると拡大します。
道路より高くなっているのが池の提体です。
(写真の向きがちぐはぐで見にくいですよね、すいません)
私たちが利用している道路の下は何層にも分かれて構成されています。
時々見かける事のある、道路をきれいにする舗装の補修工事は表面のアスファルト部分のやり替えをしているのに対し、
今回は堤体工事で道路をがっつりと断裂しましたので、その下の土の部分から復旧しています。
まず、表面より下1mの部分は「路床(ろしょう)」といい、土でできています。
(※それより下は路体(ろたい)をいいます。ここも土です。)
この土の部分は建物でいう「基礎」と同じです。
いくら立派な家を建てても基礎がしっかりしていないと地震などで立派な家も簡単に壊れてしまいますよね。
それと同じと考えてください。
最後には隠れてしまうといっても、この路床がきちんと締め固められていなければ、それこそ地震や道路を通行する車両の振動などで地盤沈下してしまいます
なので、まずは路床をしっかり締固めます!!
その上にくるのが「路盤(ろばん)」という層です。
ここは砕石で出来ていて道路を通行する車両からの振動衝撃を分散してくれるクッションの役割をしてくれます。
フローリングの上を走り回る足音は階下によく響きますが、クッション(マット)を敷いてあげるとそれも和らぎますよね?
これと同じ役割です
そして、最後にアスファルト合材を敷き均し、転圧をして完成です!