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またまた盛土。と張りブロック

2019-05-18
さぁ、またまた盛土ですよ~!!
 
※写真をクリックすると拡大します。
奥に見えている止水壁が隠れるまで盛土します。堤体の内部(水から遠い部分)は鋼土で。
堤体の表面に近い(水から近い)部分は甲雑土で。
止水壁が半分くらい隠れてきました!
盛土を重ねて、池の斜面(法面)が出来てきました。
止水壁が隠れました~。写真右側です。
1m盛土したら土の密度試験をします。
前回作った止水壁が隠れるまで盛土をしていきます!
止水壁の前だけでなく、樋管がある面も併せて盛土しますので、かなりの広範囲を一気に作業していきます。
 
そうはいっても堤体内部(水から遠く堤体の芯に近い部分)と表面(水から近い)部分で盛土をする土の種類が違うので、全面を一気に、とはいきません汗
 
堤体内部は水を通しにくく強度も強い鋼土で。。。(写真上段右左)
堤体表面部分は甲雑土で。。。(写真上段真ん中)
 
それぞれ分けて盛土していきます。
 
同じようなアングルの写真が並んでいますが、徐々に写真右上に映っている止水壁が隠れていってるのが分かりますか??
 
下段真ん中の写真ではすっかり土に埋まって、止水壁の上部が覗いているだけとなりました!
 
そして、盛土を1mしたら。。。
そうです、土の締固めを試験で確認しますきらきら(写真下段右)
 
上の写真は止水壁の前をメインに映してますが、段切りで切り崩した堤体も盛土を重ねて徐々に形が出来上がってきました!
法面整形した後の状態です。
じゃ~~~ん!!
 
引きで見るとこんな感じです。
洪水吐の止水壁を作った後の作業で赤い矢印分、盛土をしました!
奥のバックホウが止まっている辺りに止水壁が埋まっています。
 
バックホウのアーム部分。堤体が切れて向こうに空が見えていますよね。
ここにこの後、洪水吐(こうずいばき)という構造物を作ります。
 
そして、左側の斜面。(写真でいうと調度真ん中あたりです。)
コンクリートで四角く開いた部分が分かりますか??
ここが樋管(底樋)の先です。ここから写真左方向へ堤体の中を底樋が伸びて埋まっています。もう、すっかり土の中ですね~。。。
 
で、一番最近した盛土(赤い矢印の高さ分)の斜面に貼りブロックというブロックを並べて置いていきました。
 
写真右側に施工済みの斜面が映っていますが、斜面一面にブロックが並んでいますよね。
これを今むき出しの斜面に並べました。
斜面は専用のバケットをつけたバックホウで整形。
ブロックを置く前に砕石を敷いて転圧します。
ブロックを並べます。
こんな感じになりました!
ブロックを並べる前に、法面(斜面)整形をします。
バックホウのバケットを専用のものに付け替えて、斜面の上から整えていきます。
 
その上に砕石を敷いていきます。(ブロックの裏側に敷く「裏込(うらごめ)砕石」といいます)
裏込砕石は透水性も良いし、土の上に直接ブロックを並べるより強度も出ます。ブロックと土の間に水が入って堤体が削られることも防いでくれるんですよ点滅している電球
 
上に並べるブロックがガタガタにならないように、砕石層も転圧します上を指す人差し指(手のひらが手前)
この上に、ブロックを並べて置いていきます!!
 
たくさん並ぶと、池や川の堤防でよく見かける感じになりましたね。
中にはこのブロック、もっと大きくて重いものが積まれていると思われてた方もいるかもしれませんが、実はタイルみたいに平べったいブロックだったんです!
 
全体を覆っていくことから、そのまま「張(はり)ブロック」といいます赤いびっくりマーク※「池に氷が張る」と同じ意味合い
それに対して、積み上げていくブロックは「積みブロック」といわれます。
 
張りブロックは傾斜の緩やかなところで、水などから土が削られてしまうのを防ぐ目的で使われます。
積みブロックは傾斜が急なところに積んで壁をつくり、裏側の土が崩れてくるのを支える目的で使われます。
 
同じブロックでも目的や用途によって、使われる材料も施工方法も違うんですねいいね(手の指正面)
ブロックのマメ知識でした。笑
 
 
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
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