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コンクリート切断!

2018-11-07
削孔機で穴をあけています。
ワイヤーで吊るしながら、コンクリートカッターで切り落とします。
伸縮装置取り付け部分の加工です。エアカッターで切り込みを入れています。
エアカッターで切れ込みを入れた部分をハツリ落としています。
今回の工事では、既存の橋の片側に新たな橋を取り付けて、橋を拡幅していきます。
その為、現状の橋の片端を、新しい橋と接続可能な状態に加工する必要があります。
今日からはそのための作業を行います。
 
まず、ガードレールを取り外します。
次に、新しい橋を接続するために、既存の橋の端(材質:コンクリート)を切り落とします。
切り落とす為に、まず削孔機で穴をあけていきます。
 
何のために穴をあけるかと言いますと・・・ワイヤーを通す為です。
何のためにワイヤーを通すかと言いますと・・・不要部分を切り落とした時、川に落とさないようにワイヤーで釣り上げて、保管場所まで移動させる必要がある為です。
 
今回はワイヤーで吊るすコンクリートの塊を、1個約1.5tになるように計算して、不要部分を3分割する事にしました。
1つの塊に4ヶ所穴をあけてワイヤーを通し、吊り上げる準備を整えてコンクリートカッターで切り落としていきます。
余計なものを川の中に落さないように、また切り落としたコンクリートの塊を吊るす事によって、重機のバランスを崩さないように、慎重に作業を行っていきます。
 
端を切り落とした後は、新しい橋との接続部分にある「伸縮装置」と呼ばれる部分を設置する為に必要な加工をしていきます。
具体的には、端から18.5㎝、厚み4㎝の部分をそぎ落としていきます。
エアカッターで横から切れ目を入れて、ハツリ機でコンクリートを削っていきます。
 
必要な部分まで削らないように、この作業も慎重さが必要です。
既存の橋13m全てそぎ落としたら、こちら側の作業は終了です。
橋が接続されない側。こちらもエアーカッターで切り込みを入れていきます。
ハツリ機で不要なコンクリートを撤去しています。川の中に落さないように、丁寧な作業を心掛けます。
新しい橋が接続されない側は、端の立ち上がり部分のみの切断となります。
こちらもエアカッターにて横から切れ目を入れ、立ち上がり部分をハツリ機で削っていきます。
 
その後は、立ち上がりのコンクリート打設を行い、新しいガードレールを設置します。
新しい橋を接続する側の加工完了状況です。
橋の接続をしない側の加工完了状況です。
約4日掛けて以上の作業を行いました。
次は、新しい橋が製作できるのを待って設置していきます。
工程どおりに工事が進んで行くことを願いつつ・・・・・
 
本日の作業も、無事故・無災害で終える事ができました。
皆さま、ありがとうござました!
 
 
 
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