擁壁、できました!
2019-01-12
前回コンクリート打設した重力式擁壁。脱型しました!
たくさんの道具を使ってならしていきましたからね。
綺麗に仕上がりましたよ!
ここのブログでもコンクリート打設はよく出てきますが、
毎回形も違う、気温・湿度も違う、強度も違う、、、、なので仕上がりはいつもドキドキです。
余談ですが、今回はこの擁壁を作る時に土台をまずコンクリート打設しました。
この土台は毎回作るわけではなく、下の土の強度などをみて要否を決めます。
土がしっかりしていて、固く、強度に問題がない場所だとそのまま擁壁を打設する事もあるんですよ。
さて少しだけ達成感に浸ったら、どんどん次の作業へ進みます。
今日は、擁壁の間へ土を埋め戻し、進入路を形にしていきます。
一番高いところで180cmあるこの擁壁ですが、
土で埋め戻すにあたって、30cmずつ層分けして転圧していきます。
写真で見ると赤白の数字を書いた帯が見えると思います。
この帯が30cmごとに色変えされているので、
まず①の層へショベルで土を入れ、人力でならします。
その後、ランマーを使って転圧をして土を固めていきます。
この30cmというのも決まりがあって、公道については、道路から1m以上下の部分(路体といいます)へは
30cmずつの層で転圧をします。
ちなみに道路から1mまでの部分は路床(ろしょう)といい、転圧層は20cmです。
なので1m÷20cmなので5層あることになりますね。
今回は公道ではありませんので30cmピッチで表面まで転圧します。
180cmを30cmピッチで6層になります。
進入路も2つありますし、今日はひたすら埋めては転圧埋めては転圧、を繰り返しました!
仕上がりはまだ先です。
次はどのような工程が待っているのでしょうか・・・
お楽しみに