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擁壁コンクリート打設します。

2019-01-07
擁壁用の型枠です。今までの型枠に比べて迫力があります。
型枠の内部、セパレーターがたくさん入っているのがわかりますか?
ポンプ車を使って上部からコンクリートを流します。
2019年、明けましておめでとうございます。
昨年に引き続き、橋の工事。
いつも楽しみにしてくださっている皆様、ありがとうございます。
今年も無事故・無災害での施工で、皆様へ現場の中身をお伝えしていけたらと思います。
 
さて、今年は5日より仕事始めでした。
いきなり、前回の終わりから景色が少し違います汗
 
年末に作った土台の上に、今度は擁壁用の型枠を組みました!
実は年末最終日にいくらか組んでいたため、仕事始め初日でこんなに大きな型枠が完成したのです。
 
2枚目の写真は型枠の中を上から写していますが、垂直にセパレーターがたくさん入っているのが見えますか??
ガードレールの時にもご紹介した、型枠の幅を均等にするためのものです。
今回も入っていますよ点滅している電球
 
そして3枚目の写真はコンクリートを流しているところなんですが、
奥に2台のトラックが止まっていますね。
コンクリートを運んでくるミキサー車と、その隣がポンプ車です。
ミキサー車が入れない所へ、このポンプ車でコンクリートを流していきます。
アームが伸びると、結構高い位置での輸送になるんですね。
今回はバイブレーターと併用してピカコンでならしています。
型枠に沿って使っていきます。
しっかりならしていきました。気泡も抜けているはずです!
道具その1→ピカコン
道具その2→バイブレーター
道具その3→壁打ちバイブレーター
そして、コンクリートを流した後にならしていくのですが・・・
 
いつもはここで、おなじみバイブレーター!
という流れですが。。。
 
今回は違います!!
今回は! ピカコンです!!
 
ブログでは初めて出てきました、この道具。
見た目、フォークの様な形ですね。この道具は型枠に沿って使用していきます。
 
今打設しているコンクリート。
「重力式擁壁」といいまして、下の幅が広く上の幅が狭い、いわゆる台形の形をしています。
コンクリート内の気泡は、垂直に真っ直ぐ上がってくるので
この形の型枠だと途中で止まって綺麗に抜けないのです。
いつものバイブレーターだけでは不十分という事で、ピカコンの出番というわけですね!
 
その他にもバイブレーターも使っていますが、いつもの棒状のものでは高さが足りないので、
コードの先に振動部がついたバイブレーターを使って深い部分まで振動をあたえていきました。
 
ただコード式のバイブレーターで深さ(高さ)はカバー出来るものの、型枠の中にはセバレーターがたくさん横切っています。
上から深くまで下したバイブレーター、そのまま横にスライドできないのです。
一旦、上げてセパレーターをまたぎ、また入れます。
また、コードの先についた振動部は上からでは思う位置の細部まで動かせません・・・
(釣り糸を水の中深くまで垂らして、細かな隙間へ先のエサは誘導できませんよね?しかも水ではなく沼の中では余計に無理です・・・
そんな感覚ですかね?)
 
なので!もう一つ道具を使いました!
壁打ちバイブレーターです!!
これは型枠の外から振動を与えていく道具です。
 
バイブレーターひとつとってもこんなに種類があるんですね~
今回はたくさんの道具をご紹介しました。
 
これだけの道具を使い、また手作業で細部までならしていったコンクリート。
気泡もしっかり抜け、強度不足もなく、きれいに仕上がってくれていることを願いますきらきら
 
本日も無事故・無災害で作業を終える事ができました。
いつになく長文になってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!
 
 
 
 
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