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工事が始まってます。

2021-07-07
前回の記事から少し間があきましたが・・・
その間に工事はスタートしました
綺麗な8角形のままアスファルト剥がれました。
掘っていくと、水が湧いてきました。
本工事まで、覆工板をして仮復旧となります。
写真は、少し前に行った試掘作業のものです
アスファルトを八角形に切っている部分(=試掘部分)は、この後立坑を下ろす場所になります。

芦野組の下水道工事でも紹介していますが、立坑は専用の機械でグリグリと鋼管(ケーシング)を地中に押し込んでいく作業です。

そこに大きな埋設物が埋まっていたり、水道管などのライフラインが通っていたら・・・?
作業ももちろん止まりますし、ライフラインまでも止まってしまう事故に繋がりかねません

なので、前もって試掘をするんですね
大体ライフラインの水道管など、人的な埋設物は1.2mくらいまでに埋設されていますので、その辺りを目途に掘っていきます。

立坑位置には、障害物は見受けられませんでした。一安心です
レジンマンホールには腐食防止効果があり、セメントは使われていません。
真っ黒ですね。
そして、続々と材料が搬入されてきているので、材料確認も行いました

今回はこれまでの下水道工事では使用していない「レジンマンホール」というものがあります。
これは腐食防止の効果があるマンホールで、中を流れる汚水等によるマンホールの腐食を防ぐ為のものなんです

なぜ、一部だけ腐食防止のマンホールが必要なのかといいますと・・・
一般的には自然流下で流れている下水道ですが、地形の問題でどうしても低い位置から高い方向へ向かって流さないといけない場合など、一部圧送ポンプによって流される部分があるんですね

そのようにポンプで流す場合は、マンホールとの接続部分で流入に勢いがついてしまい汚水等がはねてしまうのです。
結果、内壁にはねた汚水等で腐食の原因となる硫化水素が発生しやすくなるので、腐食防止のマンホールを使用するのです

マンホール1つとっても、色々あるんですね~



それでは、いよいよ本格的に工事の始まりとなります!

近隣の方々には、ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、安全には十分気を付けて施工してまいります。
ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。





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