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ダウンザホールハンマーからのH鋼打ち込み。

2023-08-25
こんにちは
お盆休みが明けて、本格的に工事が始まりました!

今回橋脚を作るこの場所。
今の地盤高は土質が土・砂の層になっていて、ここにそのまま橋脚を作るだけの強度がありません

なのでその下の岩盤層まで約8mほど掘り下げて、頑丈な地盤の上に橋脚を作っていくかたちになります。
ただ8m掘り下げていくには少しスペースが狭く垂直に掘る必要があるため、掘った時に土が崩れてこないように土留め(どどめ・土を抑える壁を作ること)を一番最初に作ります

壁を作る際の柱となる鋼材を地中に打ち込むのですが、掘削予定最下部は岩盤の硬い地層となりますよね。
その硬い地層に鋼材を打ち込むために「ダウンザホールハンマー」で硬い地層を砕いて砂に置換えます

※写真をクリックすると拡大します。
大きな機械が搬入されてきました。
ダウンザホールハンマーです!
8mほど下まで掘り下げていきます。
硬い地層まで掘れました。
砂を入れていきます。
鋼材を打ち込む箇所全て完了しました。
10mくらいある長い長いハンマーが搬入されてきました~
これで硬い地層も砕きながら穴を開けていくのです

とはいっても最初にご説明したように、今ある地盤から数メートルは土砂質なんですよね。
土砂層は直に鋼材を打ち込んでいける硬さなんです
ただ最後、一番下の部分が岩盤なので今回の目的としてはそこを砕くためにダウンザホールハンマーを使っていきます

打ち込んでいく柱となるH型鋼材は12本。
それぞれの場所をハンマーで掘り下げていったら最後に砂をいれていきます
砂状に軟らかくなった穴に鋼材を打ち込んでいきます。
12本、全て完了~。
そして砂が入った穴の部分にH型鋼材を打ち込んでいきます。
鋼材を打ち込む場所は硬い地層も砂になっているのでしっかりと下まで打ち込めます
12本全ての鋼材が打ち込めたら完了となります

これで土留めの壁となる柱が打ち込めました。
上の写真2枚目でいうと、掘削していくのは柱より右側の土の部分。
柱より左は奥が道路になっています。
(ガードレールが写っていますね

写真右側を掘削して、道路側の土が崩れてこないようにするために壁を作るんです
現状では柱を打ち込んだ状態なので、ここから少しずつ掘削しながら柱と柱の間に壁を作っていきますよ

本日も無事に、無事故・無災害で作業を終える事が出来ました。
ありがとうございました!
 
  

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