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カメラテストをしました。

2021-08-06
前回の更新から少し時間があいてしましましたが・・・
今回は「カメラテスト」のお話です

カメラテストとは。。。
施工した下水道管がきちんと水漏れなく接続されているか、の出来上がりチェックです。

地下に埋まってしまっている管は写真を撮る事も出来ませんので、タイヤ付のカメラを管の中に通して撮影をしていくんです
ちなみに、マンホールの中はこんな感じ

下と右からきた汚水が上に向かって流れます。
管の下半分外周にそってコンクリートの溝ができています。
断面で見るとこんなイメージになります。
洗浄する機械を入れて洗い流しているところです。
マンホールの底は合流する管の内径に合わせて溝が掘られています。

上の写真では、下と右側から汚水が流れてくるのですが、マンホールの底が平らだと流れてきた汚水が底一面に広がってしまいますよね。

自然流下で流れている汚水は、水自体にそこまでの勢いもありません。
そこで、下流の管にスムーズに流すためにこういった溝を作るんです。
※断面図にすると上の写真左下のような感じですね。

そして、管の中をきれいに水洗いした後(これも管内に入るくらいの小さな機械を使って洗い流すのですが、なんせ狭所・暗所で写真が撮れません)、カメラテストをおこないました
カメラや録画機械などが車にぎっしり詰まれています。
映像もその場で確認できます。
↑こんな感じで車にカメラ機械と録画機器がぎっしりと詰まっています。
長ーーーーーいコードと繋がっているため、マンホールのすぐそばに車を止めて録画スタートです

もちろん、管の内部にカメラをセットするのは人力なので、作業員がマンホールに入り、カメラを管の端にセットします。
スタートするとカメラが自走して管内を録画してくれるんです。(もちろん「進む」や「止まる」の操作はしていますよ

真っすぐな管の長さは1本1m。
管と管の接続部分に来るとカメラを止めて、接続部分を360度くるっと撮影します。
これで接続部分の抜け等が無いかをしっかりと確認するんです

現場では地上のモニターにカメラの映像が映し出されていますので、それを確認しながら操作し、同時に録画しているデータは発注者の方へも提出します

全線確認して、きちんと接続・埋設されていたので一安心です
もちろん、協力会社さんがきちんと施工してくださってますので、基本的には管が抜けているとかも無いのですが、見えない部分はやはり何があるか分かりませんものね。

これで最後の工程の舗装に取り掛かる事ができます
本当にあと少しとなりました~

本日の作業も無事、無事故・無災害で終えることが出来ました。
みなさま、ありがとうございました!!
 
 
 
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