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盛土の続きと、提体の段切り

2021-01-18
まだまだ盛土は続きます    

と、その前に。。。
堤体の段切りをしました!! 
 
※写真をクリックすると拡大します。
筈堀の盛土が大分出来てきました。
赤丸の提体部を段切りします。
上から階段状に掘削をします。
段切り完了です!
段切りとは。。。
「斜面の盛土をする時に、新しい土が地すべりなどを起こさないように、階段状に土を削る事」です。
(※分かりやすいように、すごく簡単な言葉にしています。)

上の写真を見てもらうと分かると思いますが、筈堀の盛土が完了して、溝がなくなり地面が回りの高さと一緒になりました。(写真左2枚)
この段階では、写真右手に見えている提体の斜面には段もありません。

そこで、今盛土をした場所からバックホウで段切りを行いました。上の段から少しずつ提体を削っていきます。

そして完了した段切りの写真が右上です  
綺麗に仕上がりましたね  

このように斜面を階段状にする事で、新しく盛る土の層が滑ってしまうのを防ぐんですよ  
残っていた筈堀部分を盛土します。
坂になっているので、少しずつ水平に層を積み上げます。
だんだんゴールが見えてきました。
完了です!
段切りの後は、残っていた筈堀の盛土を行いました    

左上の写真、赤丸で囲った部分が見えますでしょうか?
距離にするとほんの少しなんですが、ここの盛土が意外と大変で、手間がかかりました 
 
と、いうのも盛土は水平に1層ずつ施工していくのですが、この部分は遠目の写真で分かる通り、池外に向かって傾斜になっています。

新しい土は斜めに入れられないので、高さの低い部分(写真でいうと手前)から高い方へ、少しずつ層を重ねていきました。
筈盛土と段切りが完了しました~!!
最初に盛土した筈堀は底から上まで全部埋めると11層になりました。
では、この傾斜になった部分は一体何層までいったのでしょうか~??

ちなみに、筈堀の11層目より高さが上にあるためスタートは12層目からです  

そして最後は~~~。。。
なんと36層目        
(右上の写真を拡大すると工事黒板が見えます)
この部分だけで実に25層も土を盛ったのでした    

こうして出来上がった筈堀の盛土と提体段切りの全景がお隣の写真っっ→→

最後に36層目まで持った赤丸の部分は池内部から比べて登り坂になっているのが良く分かりますよね  

ここで提体の盛土はしばし休憩となります。
次はまた、コンクリート構造物の制作をしたいと思います!!

本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
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