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学生さんが職場見学に来られました!

令和元年10月9日水曜日 PM。
高校の生徒さんが職場見学に来られ、受入れをさせていただきました!!
 
キャリア教育という観点で、授業の内容にもとても力を入れておられる学校の生徒さんです。
今回、ご縁あって職場見学・体験を受入れさせていただく事になりました。
 
今回は半日という事で、時間にして約3時間。
内容を色々検討した結果・・・
 
①実際の現場を見学
②会社で作業を体験
 
を、短時間に頑張って組み込んでみました点滅している電球
 
予定では3名の男子生徒さんが来られるとの事でしたが、体調不良による欠席で1名の参加となりました。
作業の準備も万端です!
現場見学1.土を埋め戻しています。
現場見学2.管切断の為、寸法を測ってます。
運動着に着替えて、自己紹介と本日の内容を説明したら早速現場へ出発です!!
 
①実際の現場を見学
職場見学といっても、実際の仕事現場は工事をしている場所です。
会社事務所や倉庫を案内するだけでは、普段の仕事内容も雰囲気もお伝えする事は出来ないので、工事現場を見学に行きました。
 
今回は水道施設工事の現場でした。
ちょうど、道路を掘って管を設置しているタイミングだったので、現場で寸法を測って管を切断している作業や、管設置後土を埋め戻して転圧している作業などを見る事が出来ました。
 
水道管として使われている素材にも種類があり、使用目的の違いなどを聞きました。
ちなみに今日の作業では「塩ビ管」を埋設していました。
 
今埋まっている水道管が、これから行われる予定の下水道工事の邪魔になってしまうので、一旦仮設管として場所を移し、下水道工事が終わったら再び戻します。
今日はその仮設管を設置している作業でした。
岡山市では「塩ビ管」を仮設管として使うことが多いようです。
 
30分程見学して会社へ戻ります。。。
セメントの量を測ります。
練ったモルタルを型に流します。
コンクリートはつり体験中!!
会社に戻り、後半は実際の作業体験です。
 
②会社で作業を体験
体験は2つの事をしました。
 
その1.セメントを練って小物づくり
この体験の目的としては、コンクリートの特性を知ってもらう事です!!
土木の仕事ではコンクリートを頻繁に利用します。
が、現場で作るような大きな構造物を体験で作るのは難しいので、今回は家でも使ってもらえるように小物を作りました。
 
まずは見本から作りたい小物を決め、型を選びます。
次にセメントと水を測り、既定の量を混ぜ合わせます。
セメントの量に対して水が少なすぎるんじゃ・・・というくらいの比率なのに、混ぜているとトロトロになりました赤いびっくりマーク
 
それを型に流した後、空気抜きをします。
中に空気が残ったままで固まると、穴がたくさん出来て強度が落ちてしまいます。今回はそこまで神経質になる必要はありませんが、実際のコンクリート打設でも行う作業なので、流れとして体験してもらいました上を指す人差し指(手のひらが手前)
 
コンクリート(モルタル)は固まるのに中から物自体が熱を発して、その熱で固まっていくんですが、型の上から触ってもらい、その熱も感じてもらう事が出来ました!
 
※コンクリートとは「セメント+砕石(粗骨材)・砂(細骨材)+水」なんですが、今回はモルタルという「セメント+砂(細骨材)+水」だけのものを使用しています。
砕石を使用しておらず、コンクリートに比べると強度が落ちます。
 
その2.コンクリートはつり体験
こちらは実際の現場でもする作業です!
コンクリートは構造物として新しく作るばかりでなく、撤去・解体する事もあります。
 
はつり機の操作について注意事項や方法を聞いて、いざ体験です!!
保護メガネも装着しました!!
 
小さなブロックだけど、以外と時間がかかりました汗
パーツを変えてドリルで穴を開ける体験も。。。
 
コンクリート(モルタル)を練ることも、はつり機を使うことも、工事現場を間近で見る事も、どれも初めての体験との事だったので、良い経験になってくれていればいいな~と思います!!
 
最後に学生さんからのインタビューにお答えして、職場見学終了です!!
 
作った小物は、しっかり固まったら学校を通じてお届けしたいと思いますきらきら
 
欲張った内容を組んでみたので時間が心配でしたが、何とかうまくおさまったので一安心です口を広げてにっこりした顔
 
会社としても、素敵な機会をいただけました!!
ありがとうございました!!
 
この様な内容の職場体験、随時受付していますのでいつでもお気軽にお問合せ下さいね点滅している電球
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