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引き続き盛土をしています。

2021-04-30
↑ 堤体設計の断面イメージ図です。
前回に引き続き、盛土施工をしています。
今回の工事での提体の切土・盛土計画は右の図の通りで、左が池側になります。

黒の点線ラインが元々の堤体の形です。
こうして見ると、工事前の堤体は、石積土止めをしていた池側の斜面がとても急な事がわかりますね

そして切り崩して作り直す部分も池側がメインである事がわかります。※図右側は元々のラインの黒色線と残された土のラインがほぼ同じです

ちなみに現在は、池側の施工をしています。
下から盛土をして、赤色点線辺りまできました
裏側にあたる図右側は段切りまで終わっていますが、まだ盛土はしていません。

※写真をクリックすると拡大します。
上のイメージ図、赤線の一番濃い茶色の部分です。
元の堤体との境目は人力でしっかり転圧します。
その他の範囲はタンピングローラーで転圧!
上の3枚の写真はイメージ図の一番濃い茶色の部分になります。堤体の一番内側なので、水を通しにくく頑丈な「鋼土(はがねど)」を使っています

その隣(イメージ図でいうと黄土色部分です)には、鋼土よりも水を通しやすい「甲雑土(こうざつど)」という土を使っています。

こうして用途に合わせて土の種類を変えながら盛土をすすめていき・・・
出来上がってきたのが下の写真です!!
土を重ねて盛っていただけだったのが→
法面までキレイに整形されました!
底樋はすっぽり土の中。見えているのは水の入り口だけです。
出来あがった部分はブルーシートで養生をしています。
上から見ると山側の底樋はまだ土に埋もれていませんでした(汗
底樋はすっかり土の中に隠れてしまい、写真4枚目のように横からの角度では見えなくなってしまいましたね
正面から見ると、見えているのは水が入ってくる「吞口(のみぐち)」部分だけです。

堤体の法面(斜面)もキレイに整形されて、滑らかな斜面になりましたね~
それでもまだ半分。。。

施工中の写真は作業部分のアップが多いので、途中途中でこうして全体の写真を見てみる事で経過のイメージがつかみやすいでしょうか

今日で4月も終わり!明日からはもっと山側(赤丸)の部分の堤体を、掘って(まだ掘るん?って思いました??笑)盛ってしていきたいと思います

本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
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